2011年8月14日日曜日

Teen Daze


Lost Out In The Golden Span

Aug 13, 2011

Words by Sean Moeller
Illustration by Johnnie Cluney
Recording engineered by Matt Oliver
Mastered by Sam Patlove
Translated by Teshi


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Teen Dazeは時々自分の曲を隠してしまう。作曲、レコーディングを経て、滑らかなダンスミュージックを雑音まで味方につけて演奏する。夜出かける準備が殆ど出来たときに、誰かの気持ちとかが耳に入ってくるけど、あんまり気にならない。そういうのも夜を楽しませる要素にして、唇をゆるませる。そして今度は夜を見方にする。そう、敵じゃない。自分を解放するのは気持ちいい。次に何が起こるか心配しすぎることもないしね。"Four More Years"が奏でる音楽の波に身を任せてるのもいいじゃないか。バンクーバーのブリティッシュ・コロンビアでセリフリリースされた作品群は君をうまく波に乗せてくれるはずだ。よく、ボーカルは音楽の二の次で、それが狙いだったりする事が多い。でも、この消え去っていく太陽のような曲は、太陽の部分が二の次にされ、他の部分にもうちょっと焦点が当てられている。霞んでいく空気に自分の年齢や、自分が今人生の中でどこにいるのかわからなくなる。そして君は歌詞の中に入り込む。彼が12月にオースティンを通り過ごしたときに収録された、この特別で珍しいバージョン--ギター一本、あるいはピアノの弾き語りで演奏された--の楽曲の中に吸い込まれていく。時が急速に進んでいる。まるでこの現象を信じられない人に向かって体当たりしているようだ。この人が最後に思い出すのは新しい場所への到着と荷下ろし。でも気づけばもう違う所に去らなければならなくなった。この時、憂鬱だけれどスリリングで共感できる、曇っていく日々を歌った楽曲を突然聴きたくなる。人々はみんな新しい生活へ進んでいくし、前と同じ事はずっと続かない。でも、こういう人生の摂理を拒否する登場人物が曲の中心にいるみたいだ。この登場人物にはなんの思い入れもなしに全てを経験してしまったみたい。これが君に心地悪い安心感を与える。でもそれは輝いて、喜びに溢れた音がする。まるでもっと最悪な事が今確実に人々に降りかかっていると理解しているように。"The Harvest"という曲は、薪が集められ、冬に備えているシーンから始まる。でも薪は机の椅子と置きかえれるし、それが"Gone For The Summer"という曲に繋がっていく。もうどうしようもできないからと言って、よくある感傷が心の中で展開しているようだ。"The Harvest"という曲で、男がバスに乗って街から出ようとしている。君はこの登場人物が死んだような荒野を切り抜ける、これからの永遠に続くドライブで読む本を持ってくるのを忘れて、頭の中で静かに考え事をして、何時間も何時間も架空の人物に話しかけている所を想像できるはずだ。頭の中を整頓して、いつバスを降りようか考えている。自分がいまどこにいるかわかってていても。このボーっとした状態はこういう風にやってくる※。

※原文はThis is how this daze works. Daze(ボーっとする、幻惑する)という単語で、バンドの名前が言及されています。

Teen Daze Official Site



試聴・ダウンロード 


セットリスト
  1. Welcome To Daytrotter
  2. Gone For The Summer(Tour EP収録)
  3. Violence(未発表)
  4. For Paulina(未発表)
  5. The Harvest(Tour EP収録)

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