Within The House Of The Higher And Lower Powers
Aug 5, 2011
Words by Sean Moeller
Illustration by Johnnie Cluney
Recording engineered by Mike Gentry
Translated by Teshi
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Illustration by Johnnie Cluney
Recording engineered by Mike Gentry
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頭を振って頭の中の考えを取り除く事、よくあるよね。椅子に座って、目を開いて何かをじっと見つめたり、物音に耳を傾けてみたりして、心の中でこう叫ぶ。「いったい何が起こってるんだ?訳わかんないよ!まったく想像できない!」僕らはヘッドシェーカーズ。いきなりやってくる喧嘩や怒りの爆発を呼び寄せる裸の精神状態になかなか満足している。理性が巻き起こす、いろいろ複雑で面倒な事を全て理解するためのキャパシティは、結局そこに捕まるハンドルがあるんじゃないかと変わっていく信念と調和している。それはまるで、ボウルのなかに卵を割りいれて、殻がスライム状の白身に落ちていく時のようだ。君はぐにゃぐにゃの白身の中に指を突っ込んで、殻をボウルのそこに押し当てるように外までスライドさせる。でも白身と落ちた殻は協力して逃げようとする。まるで磁力のように、殻は君の指からビビって離れていく。捕まえるのに永遠の時間がかかるようだ。僕らがこの頭を集中させた調理時間を1000倍使うと、もしかしたら大きい問題の中の小さいポイントを少しずつ理解できるようになっていくかもしれない。
Anais Mitchellは不思議なフォークミュージックをつかって、うまく問題を提起していく。落ちた殻を自信を持って拾い上げる指の気持ちになって、僕らの頬をぶって「あんたたちじゃ殻をつかまえられないわ」と思わせる。ずっと頭を悩ませている哲学の奥底にある秘密を理解する事は出来ないんだって思わせる。彼女は「あんたに理解できると思ってるの?/剣を持たなければいけない彼の気持ちが/それであんた何様のつもりなの?/あんたを作った彼に対してあんなこと言うなんて」と、哲学の終着を求めて、毎日神にいけにえを捧げることについて歌ったあとにこう歌いだす。でもそこには絶望もある。僕らが人生は一日ずつくたくたになって死に近づくことだと、合理化しようとするから。彼女はもっと、理解を越えるアイディアの強力な力と、微々たる力で哲学しようとする。彼女は「全てはカオス理論の一群に帰属し、笑い声が幸せから生まれるのか、その反対なのか見分ける術は無い」という自由落下な考えを楽しんでいるようだ。上か下か...全ては関連している。一緒に過ごす仲間や、一緒に家やベッドを共有する人達で変わってくるんだと。彼女は"Comin' Down"でこう歌う。「私が求める幸せがどこにあるのか知っている/あの青い地平線を越えた遠くにあるのよ」彼女はまるで桃源郷がどこにあるのか知っているようだ。いや、天国かも。見えるか見えないかわからないけれど、まだ探し続けている。
Ananis Mitchell Official Site
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セットリスト
- Welcome To Daytrotter
- Untitled(未発表)
- Comin' Down(未発表)
- O My Star(Country収録)
- Why We Build The Wall(Hadestown 収録)
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