Aug 1, 2011
Words by Sean Moeller
Illustration by Johnnie Cluney
Recording engineered by Mike Gentry
Translated by Teshi
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Illustration by Johnnie Cluney
Recording engineered by Mike Gentry
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James Vincent McMorrowは人生の内でかなり火傷したことがあるように聞こえる。いままで(ほとんどは若い頃に)彼は火遊びをして、火がどれだけ熱く燃えるか知った。炎の目と手と心を見た。炎はちゃんとした距離を保てば、柔らかくて役に立つ。でも少し間違えただけで--あらゆるサインが侵入を禁止している危険な領域に間違えて足を踏み入れてしまっただけで、炎は恐ろしい脅威に変わる。炎はすばやくやってきて僕らを囲い込む。駆け出す時間も殆ど与えられぬまま、皮膚と体は逃げ切れずに焼けていく。一度ミスを起こしてからじゃないと学べない。まるでこのアイルランド人の男は森の中の小さな小屋に逃げるしか他が無かったかのように聞こえる。まるでJustin Vernonがウィスコンシンのどこかに逃げ込み、自分の心の中心にある感情の栓を抜こうとして
下界から出来るだけ離れようとしていた時のようだ。彼にはそこに何が残されているのか、何が原動になっているのか知る必要があった。一人でいる内に誰に感謝して、誰を責めれば良いのか知る必要、そして感じる必要があった。基本に立ち返り、音楽が彼に何を意味したのか。それは文句を言うに耐えるものだったのか?それでお金を稼ぎたかったのか?それで生きていけるのか?彼は逃げた。頭の中のもやもやから離れるために。でも彼が向かった場所は自身の取り留めの無い生活と不満、ギーギー鳴る音や囁き声から逃げられない場所だった。McMorrowがこんな状況で発見したのは、自分一人になると分かる、積み重なっていく不満だった。そこには牙を剥いて狂乱している獣達が獲物を探して歩き回っている。そこで皮張りをしたり、故郷に凱旋したり何をするかはわからない。君が誰を信じて、誰と恋に落ちるかによるだろう。実際のMcMorrowは一般の男の人に比べるとシャイでおどおどしている印象を得るだろう。でも歌の中で彼は激しい喜びと悲しみ、正義と悪の感情を表現するとてもはっきりしたキャラクターを手に入れる。そして彼は終わりへ向かう方法を見つけ出す。彼はそこに光を見出し、それが限りない可能性を彼にもたらしてくれると信じているのだ。デビューフルアルバム"Early In The Morning"で彼はこれからのくたびれた人生に向かって準備しているように聞こえるし、感じやすい年頃からずっとくたびれた人生を送ってきた男のようにも聞こえる。これからやってくる悲劇を我慢する準備が出来ているようなのだ。彼がこれから背負う打ち砕かれた心を受け入れる準備が。ひび割れ、投げ飛ばされ、ばら撒かれた心がすでに彼の部屋の中に詰め込まれている。彼はそいつらを借りた部屋に置いてきた。どこかも分からない場所に放置して、乾くのを待って、獣に食べさせるために。でも中には捨てられないものもある。ずっと心の中に留まって、もう絶対に使わないとわかっていても、もしもの時のために側においてある。彼の使う言葉と表現方法は、歌詞の内容を考慮するとダイナミックでとても幸福感に溢れている。"Sparrow and the Wolf"という曲で彼はこう歌う。「何の喜びも感じられない、危険だけだ/何の喜びも見られない、知らない人ばかりだ/この世界に喜びなんて見つけられない」きっと彼は嘘をついてるのだろう。たくさんの喜びと悲しみを見てきたのだ。そして彼がこう歌うとき、恐怖心が鳴らされていることに気づく。「いずれやってくる狂気の未来から僕達を守ってくれ」それが怖い所だ。だからまだはっきり描かれてはいない。
- Welcome to Daytrotter
- This Old Dark Machine(Early In The Morning収録)
- Follow You Down To The Red Oak Tree(Early In The Morning収録)
- Red Dust(未発表)
- We Are Ghost(未発表)
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