Men Out In The Winds
Aug 14, 2011
Words by Sean Moeller
Illustration by Johnnie Cluney
Recording engineered by Mike Gentry
Translated by Teshi
Illustration by Johnnie Cluney
Recording engineered by Mike Gentry
Translated by Teshi
これは故人への弔いではないし、出生の告知でもない。Aushuaを失った僕らが感じる小さな事だ。彼らはまだ終わってないし、今ここに新しいキャンバスにアイディアを描き出そうとしている。Aushuaは死んだ。カリフォルニア州のSanta Anaのバンドが深い納骨庫の中から蘇り、長い間漬かっていた隠されたエーテルから抜け出してきた。Aushuaよ永遠に!その後、Phil Newyear, Nathan Gammill, Eric NewyearとLee Newyearはバンドネームを変えて、Pacific Hurtという新しい形でスタートを切ろうと考えた。彼らにすごく似合っている、とても良い名前だ。外に出て打ちのめされ、失望して気力を失っているけれど、諦めたりしない。そういう男の生き様の探求をこのバンドはまだ続ける。Aushuaの楽曲から聞こえるのは衰弱した、改善が必要な危ないところまで立たされている人生の物語だ。いや、もしかしたら神の顕現がすぐそこまで近づいていて、海水塩から空気中に、あるいはぼやけた光の中に現れたのかもしれない。なかなか気づき難いだろうけど。そこで語られるのはもっと安全なところを目指す男達のストーリーだ。絶望に嘆いているわけじゃない。でも何かを求めて、苦しんでいる。呆然としているのだ。彼らはどこに向かっているのか、どこからやってきたのか、これからどんな人間になっていくのか、誰と一緒になるのか、様々な答えを探し出そうとしている。頭を壁にぶつければきっと時間は早く過ぎていくだろう。頭の中もクリアになればいいのに。まるで何か強力なモノが岸辺に風を吹きつけ、曲の登場人物に降りかかっているようだ。罠に嵌ってしまったわけではないけれど、身動きはとれない。そこから逃げ出す事ができない。ここにいる人達は重々しい心を持っているのだろう。まるで、心の中に巨石のように頑丈で重たいものが詰まっていて、記憶や、面白い事の責任を背負っている。心が躍るような事も、時々面倒な事に変わるんだ、と。見た目はとても情熱的で面白そうなんだけれど、地面にこういう感情は隠される。目に見える力や、どうしようもならないものと闘い、精神を疲れさせている、でも痛みはどこにも消えていかない。こういう風の中に他のものと混ざってまた吹きつける。
Pacific Hurt Official Site
試聴・ダウンロード
セットリスト
- Welcome To Daytrotter
- Tuck (How It Feels Away)(Limbo EP収録)
- Hiding Place(Limbo EP収録)
- God In Search Of Men(Limbo EP収録)
- Sister Saves(No Harm Done収録)
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