2011年8月28日日曜日

Kina Grannis


Love Like Old Times

Aug 26, 2011

Words by Sean Moeller
Illustration by Johnnie Cluney
Recording engineered by Patrick Stolley
Translated by Teshi

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Kina Grannisにとって愛とは、僕らみんなが恋愛の始めに考える事と同じだ。恋愛がうまく行こうが行かまいが、最初の期間はそれをずっと考えてる。うーんと不思議に思う。みんな誰かを愛そうとしている。何の制限も無しに笑って、ハグして、キスをする。全ての素敵な人達に好意を示す。愛を見つけるにはこういう事をしなくてはならない。誰だって人に優しくされるのは大好きだし、優しくされるとその良い人だなって思う。でも子供達は最高の事を期待して、事態は最悪になっていく。喧嘩ばかりする父親と母親がいて、お互いに物を投げ合い、酷い事を言っている。愛し合って、支えあうべき二人が毎晩の様に腹を立てながらベッドに入っていく。二人は朝も怒ったまま、手の届く範囲内に嫌な雰囲気を振りまいている。これは愛が人を試すような違いを認めようとする瞬間だ。カリフォルニアから来た美しい26歳のGrannisは愛を砂糖や暖かい毛布だと考えている。愛とは、人が夢中になって、実際手に入れてみると素敵な物だと。結構簡単な事なのだ。そこには「真実の愛」と「永遠の愛」がある。確かに彼女は失恋の曲も書くけど、それよりも彼女は愛の最高の高鳴りを頭に入れている。「この瞬間は起こりえる。信じなくちゃいけない。」と。Grannisの最新作"Stairwells"に登場する、恋に落ちたキャラクター達はみんな良い感じにやっている。お互いの事を考えてうまくやっているみたいだ。こういう事は完璧に理解されなくて良い。感じるだけでいい。ちゃんと念頭に置いておけば、全ては自分達でうまくやっていく。質問もしちゃいけない。小屋の隙間に毛を逆立てて生きようとキーキー言っている子猫たちに接するように、優しく慎重に近づいて行かなきゃいけない。もちろん、心を痛めるようなことがあってはいけない。良い事だけ起こりえるのだ。でも実際みんな傷ついている。いつかはノコギリや粉砕機を持って壊さなきゃ行けないかも知れないけど、彼らはそれに躊躇している。Grannisは愛のリハビリ施設に行こうとしている人の救世主を曲の中で演じている。"It's love"で彼女はこう歌う。「みんな何で物事がうまくいかないのか理由を探そうとする/笑顔であるべきなのに、それを否定しようと戦っている/一緒に終わらせましょうよ/一度だけ私にキスをして/どうやってやるか教えてあげる。たとえ今全てがうまくいっていなくても/もしこんな状態から抜け出したいなら/乗り越えなきゃだめよ/落ちていく事に恐れて」彼女はアルバムの中で何度も「私にやらせて」と尋ねる。この願いは自分ではない誰かにされなくてはならない。彼女は側にいて、君の手を繋いで一緒に問題を乗り越えようとしてくれる。何の害もない君の心に触れるような歌声で彼女は「あなたを傷つけたりしない」と約束してくれる。時に君に必要な言葉だ。時にはこの優しさを感じなきゃ行けない。そうすれば昔みたいに戻れるはずだよ。それを感じなくなるまでは。
Kina Grannis Official Site


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セットリスト
  1. Welcome to Daytrotter
  2. Valentine(Stairwells収録)
  3. The Goldfish Song(Stairwells収録)
  4. It's Love(Stairwells収録)
  5. The One You Say Goodnight To(Stairwells収録)




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