2011年8月9日火曜日

Asleep At The Wheel


Just Give Us The Drinks And All The Looks

Aug 8, 2011

Words by Sean Moeller
Illustration by Johnnie Cluney
Recording engineered by Matt Oliver, Will Kreinke and Sam Patlove
Mastered by Sam Patlove
Translated by Teshi







ある一定のところで、僕らは眉をゆるめて、食いしばった歯と拳を解いて、リラックスしなくてはいけない。悩む事をやめて、世の中大変な事ばかりで、世界や人々がどんどん狂い始めてるってことを忘れなくちゃいけない。そんなことばかり考えてると年老いた気分になるし、精神にも悪い。体中は痛くなるし、白髪も増えるし髪の毛はすごいスピードで無くなっていく。一瞬で若くなるわけないし、そう考えると絶望的になる。それだったら考える事をやめて、もっと簡単で魅惑的なことをやってみればいい。たとえば、可愛い子に目配せしたり、バーやベランダで仲間と過ごすこと。胸肉が奥の調理器でゆっくり焼かれているし天気は熱くも寒くもなく快適だ。今までは面白くないと思っていたジョークも面白く聞こえる。みんなこの新しい生活の中で、以前より二倍も三倍も楽しそうで、この新しく見つけた安らぎを感じている。馬鹿みたいな心配を振り払ってね。リーダーRay BensonがLucky OceansとPaw Pawというグループを1969年にウェストバージニアで結成したことからスタートしたAsleep At The Feelは伝説的なカントリー/ウェスタンのバンドで、ただの音楽家集団ではない。彼らは文字通り上に挙げたようなライフスタイルを体言しているのだ。色んな問題や毎日の厄介ごとを忘れて、パイプに入れて煙と一緒に吹き払ってしまう。いや、ただ茶色のビンに入れて嫌なムードを一緒に流してしまうだけかもしれない。Bensonは歌手として、多分男としても古き良き日のカントリーボーイズの一人として生きている。楽しい事意外はお断りってタイプだ。それはバンドの多くの曲で反映されている。バーで起こる楽しい事。例えばセクシーな女性を発見してずっと見つめ、夜がふけてから彼女の全てを手に入れる事を願っている。昔みたいにユーモアと魅力でアタックできればいいんだけど。彼はきっと決め台詞をいくつもいくつも持っていて、みんなを飽きさせないようにするだろう。部屋中を、限りない可能性と、友同士の愛情、笑い声、愛のあるからかい、友達、タバコの煙で包み、朝にわとりが鳴くまでそのパーティーは続いていく。彼は深い歌声(多分この声のおかげで何十年も愛されてるんだろう)と共に「夜っていいもんだ」と思わせ、また朝はラフだと感じさせる。まぁ眠ることが出来れば関係ないんだけどね。彼はバンドの最新作"Willie and The Wheel"に収録された"Oh! Pretty Woman"でこう歌う。「たくさんのそれとか、たくさんのあれ/何枚も何枚もある汗臭い服/ああ、可愛い女ってやつは!」そして、そんな夜もいいなって思わせる。楽しい毎日も終わってみると体は疲れ果て、服はボロボロ。まるで呑み終わったビンや空き缶みたいだ。
Asleep At The Wheel Official Site

試聴・ダウンロード

セットリスト
  1. Welcome to Daytrotter
  2. Hesitation Blues(Willie And The Wheel収録)
  3. Route 66(Wheelin and Deelin収録)
  4. Oh! You Pretty Woman(Willie And The Wheel収録)
  5. House Of Blue Lights(House Of Blue Lights収録)

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