The Woozy Corruption Of Evening
Aug 18, 2011
Words by Sean Moeller
Illustration by Johnnie Cluney
Recording engineered by Mike Gentry
Translated by Teshi
Illustration by Johnnie Cluney
Recording engineered by Mike Gentry
Translated by Teshi
いつだってそうだ。僕が何か聞いている時、誰か何聞いてるのかわかるかな?って周りを見渡すんだ。どんな感じかわかるでしょ。何かに夢中になると、頭を音楽にあわせて激しく振ったり、脚をリズムに併せてどたばたさせたり。まるでキックドラムのセットを荒々しく叩いてるみたいに、体の一部が音の波に流され、動いてしまう。それか車を運転していて、窓を全開、ステレオはボリューム一杯に上げてる時。肺の奥から大声を上げて楽しんでいる時は夢中になって周りの事なんか何も考えられない。もし信号で止まって、ちょうどラジオがRonnie MilsapとかDolly Partonを大音量で流し始めた時てもそんなに恥ずかしくない。でも隣に止まった車の運転手が、どこから音楽が聞こえてるか顔を出して、変なヒゲの奴が下手糞に歌ってる所とか、たとえ静かに昔のカントリーを大音量で聴いている所を見ても、「なにこいつ?」って思うだろう。なんで流行ってるBlake Sheltonみたいなカントリー聞かないの?って。
例え僕がこうやって周りから変な目で見られて、Dolly Parton in the Heartlandを聞いて恥ずかしい気持ちになって、何となく自分が男として度胸が無いのかなって感じてる時でも、Disappearsは聞くことができるのが何故かこれでわかるだろう。Disappearsはシカゴに拠点を置く、Case of the Ponysと90-Day MenのBrian Case、CoachwhipsのJohn DwyerとSonic YouthのSteve Shellyで結成されたスーパーグループだ。僕はもっとタフにならなきゃ。もっとムーディーで感情的にならなきゃ。テーブルをひっくり返したり、テレビを窓から投げ出すくらいにならなきゃ。でも僕のジーンズはゆるゆるだし、タトゥーなんて絶対入れないし、今はちゃんとしっかりした時間に寝る事が出来る一日のサイクルを保ってるし(多分ね)。Disappearsのデビューアルバム"Lux"と最新作"Guider"の音楽を聴くと、自分が劣等な人間で、彼らがエレクトリックに表現するこういう恐ろしくて酔っ払った感じの堕落には立ち向かう事が出来ないと思わせる。
全ての曲の隅から隅までが、深夜にあふれ出すエネルギーの炎の中に今にも爆発しそうだ。力はどんどん蓄えられていき、それを全て解放したあとでも、それは再び違うエネルギーの蓄積なんじゃないかと思ってしまう。君は絶対にストリートに溢れる危険から逃れる事はできない。危険はいつも見えない所から現れて、実際現れなかったとしても、最悪の恐怖を頭の中で想像してしまう。Disappearsはそういう可能性を夜の中に持ち込むのだ。君の胸は彼らみたいにもじゃもじゃじゃないし、実は女の子のソックスとか下着をこっそり着てるかも。そして今考えてみると、なんで彼らが君ととうまくいっているのか良く分からない。この人達は絶対に女性用のソックスとか下着は着ないだろうから。
Disappears Official Site
試聴・ダウンロード
セットリスト
- Welcome To Daytrotter
- Superstition(Guider収録)
- Not Romantic(Guider収録)
- Brother Jolene(未発表)
- Old Friend(Lux収録)
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