2011年8月21日日曜日

Fresh Millions


Invited To Get Here, Then Get Carried Away

Aug 19, 2011

Words by Sean Moeller
Illustration by Johnnie Cluney
Recording engineered by Matt Oliver
Mastered by Sam Patlove
Translated by Teshi


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パーティーが待ちどおしい!なんてこと僕にはほとんど起こらない。パーティーにはあんまり行かないんだ。僕の人生はパーティーとは無関係。誘われないわけじゃないよ。いつもどこかで誰かが騒いでるし。でもここら辺では起こらない。だからもしパーティーに行く事になったら多分それは普通とは違う奇妙なヤツだろうし、それでも僕は絶対に行かなきゃ!って気分にはならない。でも次のパーティーまでかなり間があるだろうし、ちょっと遅れて行ってみようかな。騒ぎの中に「全然面白くない」っていう素振りで入っていって、様子をみてみよう。もしかしたら最近の記憶の中で一番楽しい事になるかもしれない。どうせただの企画事だし、楽しいに決まってる。雌鳥が朝を告げるまでノンストップにこの最高のパーティーは続いていく。オースティンを拠点に置くFresh Millionsは、僕が色んなパーティーを見逃している事に罪悪感を感じさせる。バンドのセルフタイトルのデビューアルバムでは、まるでシロウサギ(※アリスに出てくるウサギ)の様になにか重要な約束事に遅刻しているような感覚を覚える。急がなきゃ何か楽しい事を見逃しちゃう!ドアまで走って、車、電車、それか地下鉄に乗って何時間か前に知らない宛て先から届いたメールの住所に駆けて行く。「今夜ここに来てね。君の知ってる人がみんな来るし、誰も何が起こるか分かんないから、来ても後悔はしないはずだよ。」この音楽は何か実態が無いモノや、あらゆるムードやエネルギーを引き起こすモノが詰まったパーティーへの招待状だ。そして音楽が始まった途端僕らは夢中になってしまう。まるでパーティー会場の扉を開けたとたんに、親しみやすい感じの知らない人がコップに入ったビールを頭に投げつけて来る感じ。Fresh Millionsの音楽は、彼らが演奏している所ならどこでも聞きに行かなきゃ!と思わせる。これに参加すればきっと限りない可能性が待っているはずだ。そこにいれば、何が起こっても音楽が助けてくれる。音楽が正しい場所に連れて行ってくれて、大丈夫だって背中を押してくれる。もしたった一晩の事だとしても、運命は決まると。確かにこの音楽は先が見えないし、必要なときに手助けをしてくれる感じがあるけれど。歌声はちょっぴりクリスタルの様にへヴィーなエレクトロニックの楽しさの爆発に透明な色を添えている。これは夜の笑顔や踊る楽しみを演出する逆転のエレクトロニックミュージックのようだ。「さぁ、僕らの音楽をうまく利用して今夜を楽しもう」と君を誘っている。
Fresh Millions Band Camp

試聴・ダウンロード

セットリスト
  1. Welcome to Daytrotter
  2. Forever(Fresh Millions収録)
  3. The Helicopter(Fresh Millions収録)
  4. Hot New Jam(未発表)
  5. Monty(Fresh Millions収録)

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