Wildfires Burning On The Arms
Sep 9, 2011
Words by Sean Moeller
Illustration by Johnnie Cluney
Recording engineered by Patrick Stolley
Trasnlated by Teshi
Illustration by Johnnie Cluney
Recording engineered by Patrick Stolley
Trasnlated by Teshi
野生の炎を見た時の普通の反応は、「ありえない!」だろう。何で野生の炎は起こって、あんなに制御不能になるんだろう?何で誰も止められないんだろう?何で鎮圧出来ないんだろう?何で炭と酸素を飲み続けてどんどん燃え上がり、道路を横切り、多くの家屋と動物たちを避難させることが出来るんだろう?火は留まる事を知らず、火種になるものを全て飲み込み、飛行機やヘリコプターを配した消防隊も、湖と同じ量の水を用意しても、この炎には敵わず絶望している。火は疲れ果てるまで怒り燃え続ける。止めるかどうかは野生の炎自身が決めるのであって、誰かに鎮められるからではない。多分着火も彼らの意思で始まるんだろう。きっと頭が空っぽのアホがマッチとタバコで着ける訳じゃなくて、消え残ったキャンプファイアのせいでもないだろう。AbigailとLily Chapinの二人も野生の炎のようだ。
ロスアンジェルスから来たこの姉妹が作る音楽はこういう炎が生まれる場所で生まれている。小さな火花が地面に当たり、最適な場所に飛び降りたと気づく。ゆっくり力を増しながら声を見つけ出すのだ。彼らはいつも小さい所から始まり、腕と足を伸ばしながら火種を蜘蛛のように通り抜けながら広がって行く。ブレスレットのお守りのようなヒッピーフォークと共に、”Two”(このセッションで披露されている)と最新作”Lake Bottom”の楽曲でThe Chapin Sistersは否定する事ができない、パチパチと煙が立ち上げる瞬間を作り上げる。彼らが背中に荷物を背負って塵っぽい道を重々しく進むとき、煙たい熱が少し放出されている。
物語の登場人物は、寒い所から雨や風から逃れて安全な所へ行こうと努力している。それか自ら燃え上がろうとしているのかもしれない。”I Can Feel”という歌は酷い嵐や悪い知らせが来ると直感で知り、いつ地下に隠れるべきか分かっている年老いた男と女の事を仄めかしている。遠くで雷が落ちて空気が灰色に変わった時に、首にかかる髪の毛が逆立つのを感じている。誰でも嵐が予感できるはずだ。彼らの声はお互い、垂直に平行に動き出す。まるで白くて復讐に燃えた稲妻を装備した黒い空のようだ。The Capin Sistersは自分が傷つきやすい窮地へ僕らを連れて行く。そこは全てが明かりに照らされていて、フルに燃え盛るだろう。あらゆるものが燃え、光が逆立ち、消えて行く。最終的にぽつぽつとオレンジ色に変わっていき、黒ずんだ灰の反対側とまったく同じ色
をしている。
The Chapin Sisters Official Site
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セットリスト
- Welcome to Daytrotter
- Digging The Hole(Two収録)
- I Can Feel(Two収録)
- Paradise(Two収録)
- Roses In Winter(Two収録)
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