Tires Get Slashed, Piss Flies And Girls Are Bedded
Sep 21, 2011
Words by Sean Moeller
Illustration by Johnnie Cluney
Recording engineered by Matt Oliver
Translated by Teshi
Illustration by Johnnie Cluney
Recording engineered by Matt Oliver
Translated by Teshi
The Cerebral Ballzyは火を起こすようなバンドだ。ガソリンを火の中に放り込んで猛烈な勢いで燃え上がった炎が、ピストンのように上下し、二重螺旋になって夜を正午のように明るく照らし出す所を見つめている。ニューヨークのブルックリンに活動の拠点を置くこのパンクバンドのメンバーはなるべく近くに近づいて(炎の中ではなかったら)、自分の顔や髪の毛を自由に燃やさせる。周りの人が「それは間違ってるし、なんて浅はかな行動だ」と言ってくるのが聞こえたら成功だ。
バンドのデビューフルアルバムに収録されたやんちゃで短い楽曲は顎にパンチされるのと同じだ。そこにはけんか腰で、ハイになった若い男たちの言葉が詰め込まれていて、彼らは自らの意識下の本能のせいで理性を失っている。これを実行することで、僕らは「ナンパ」と「気絶」のコントロールを失ったオード(讃歌)の、速射のように矢継ぎ早に次々と現れるアイディアを味わうことができる。つまり、照明を全てぶち壊して、目の前に現れ邪魔をする壁とふざけた野郎をノックダウンするって事だ。リードシンガーのHonor Titusは唾と小便をそこら中に飛ばす。Cerabral Ballzyのライブパフォーマンスでケツやチ◯コが飛び出すかもしれないと君は思う。きっと生きては帰られないだろう。いや、もし帰ってこられても、体は痣だらけ。縫わなきゃならない傷が出来るかも。多分アドレナリンのせいで自分が血だらけになってることも気づかないかも。でもそれってさ、最高の現実逃避の形じゃない?
まるでボクサーや武闘家が始めるけんかのようだ。ベルがついに鳴って口の中に血の味を感じるまでは、全ては安静で平凡な状態だ。ベルの合図で頭の中のもやもやが消え去り、突然体は警戒モードになり喧嘩の準備が整う。TitusとCerebral Ballzyは僕らの心の中のベルを鳴らし、塩の匂いを吹かして僕らの喧嘩と重い足取りの理由を増幅させる。彼らは後ろでかがみ込み、誰か違う人が前から僕らを押して、僕らは転けて強く地面を打つ。「起きろ」というアラームなのだ。この、乱暴で災難に影響された音楽は君に黒あざをもたらし、自分の彼女は連れて行かれるだろう。コンビニ強盗に入り、君の車の内部と外部をスプレーで落書きするだろう。そして座席とタイヤを引裂く。それでも君は「自業自得なんだろうな」と感じてしまう。君はただの「やなやつ」であいつらは「超やなやつ」ってことだ※。
Cerebral Ballzy Official Website
試聴・ダウンロード
※原文はYou're an ass and they're just badasses. "Badass"にはイカすという意味も含まれます。
セットリスト
- Welcome to Daytrotter
- Junky For Her(Cerebral Ballzy収録)
- Drug Myself Dumb(Cerebral Ballzy収録)
- All I've Ever Wanted(未発表)
- Return Of The Slice(未発表)
- Don't Look My Way(Cerebral Ballzy収録)
CEREBRAL BALLZY (初回限定盤)
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