2011年11月9日水曜日

Trashcan Sinatras


The Salted Breeze Over The Wine

Words by Sean Moeller, Illustration by Johnnie Cluney, Recording engineered by Mike Gentry, Translated by Teshi
































ここ何週間は本当に体がくたくたになってしまった。やる気もなくなってしまったよ。僕の心臓の動悸や血圧の健康を脅かす事態が幾つもあった。だからって何も救いが無かったわけではない。ニューハンプシャーのライの海岸をジョギングするのは良かった。塩気がある風が僕の目から眠気を覚まして、バーモントを通過する熱帯の嵐が作り出す純粋なパワーもあった。横切る最中に色んなところでストレスを巻き起こしていたけれどね。ミシガンの湖の近くにある別荘のベースメントのキッチンで焼き上げた手作りピザもあった。史上最強にアグレッシブな蚊に生き殺しされたあと、長くからの友達と最近出来た友達と一緒に食べたのは良かったな。多分この蚊達僕らが気から摘んだばかりの新鮮で熟したりんごに惹かれてただけだと思う。甘い汁が血流に入って行き、活動するこの液体を薄まった甘い林檎ジュースに変えてしまったのだ。僕らは食べられる運命で、くるぶしや腕の虫刺されは当然の結果なのだ。

まあ簡単に言うと、僕らはそのあと完璧に疲れきって、ぼろぼろになって、興奮して打ちのめされて、気が滅入って浮かれた状態に陥ってしまったってこと。何かもう一度普通の人間の感覚に戻れるものはないかな。何か僕らを心配症のスズメバチみたいに内側でブンブン言わなくて済むような気持ちにさせる音楽を探しているんだ。僕らはただ窓ガラスのどちらかのサイドに座って、他の人たちがせかせか働いてるところを、きびきび歩いているところを、携帯の目に見えるサイドから狂ったように話すところを見つめていたいだけなんだ。僕らはただちょっと休憩して、ドラマは自分から起こさずに向こうからやってきてほしいんだ。何週間かはまるで僕らが存在していないかのように、凍ったような見物人でいたい。回復するためには時間が必要なのだ。

リードシンガーのFrancis Readerはそんな僕らが必要としている方法で物語を語り始める。まるでそれらがぼやけて日の光の下にあって、太陽にさらされ過ぎずに、美しく展示されるわけでもなくただ人々が精一杯自分達の問題に対処する所を見せているみたいだ。だからといって完璧に有害な問題が聞こえてくるわけではない。彼らの音は従順的で、高価なワインを背景に弾圧されてしまいそうだ。一対一で、携帯の裏側にいるあの人、そう愛の反対側に向かって。長く続く良き古き時代を越え、潮風の優しさに包まれていれば多分彼らは簡単に上手くいくだろう。それはまるで仲介役がこういう一定の日は絶対に誰もが勝利を誇ることが出来るように働きかけているみたいだ。本当にそれは気持ちいいことだよ。
Trashcan Sinatras Debut Daytrotter Sessions

Trashcan Sinatras Official Site

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セットリスト

  1. Welcome to Daytrotter
  2. No Gasoline
  3. Mr. Grisly
  4. Howling
  5. Weightlifting
  6. Easy On The Eye



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