2011年11月6日日曜日

Main Attrakionz


For Or From The Bummers

Words by Sean Moeller, Illustration by Johnnie Cluney, Recording engineered by Shawn Biggs, Translated by Teshi




























Main Attrakionzがどこにいたいかなんてわかったこっちゃない。このOaklandのデュオを耳にしたとき、彼らの言葉の中に争いを聴くことが出来る。君の手の中にある曲は厚い本から学んだような深刻な心配と、空を囲うくらい一杯のパイのことに頭を一杯にしている。そしてそれはただ一瞬の願いで、それが現実のものにならないと知った時に僕らを無茶苦茶にするものなんだ、と君は僕らに思い出させる。それが彼らのちょっとしたご褒美で、彼らはそれを手に入れることができた。このグループの哲学の構造は「深い実存主義」と「ストリートにおける貧困の精神状態」の衝突だ。彼らのコンディションがすぐに何か改善する訳も変わる訳もなく、だから今夜だけは楽しもうじゃないか。それがどんな夜であろうと。だから別に必要もないキラキラした装飾物に金をはたいてしまおうじゃないか。もしそれが月曜日、火曜日、土曜日、いつであろうがどうでもいい。何にせよマズいビールは転がってるだろうし、良質のクサも回ってるだろう。全てを終わらせるためのランダムなセックスのチャンスもあるだろうし。そうすれば今ある現実から目をそらすには十分だろうし、仕事のある日の我慢しなければならないイライラを和らげてくれるだろう。それは処理しきれない問題や失望を抱える者達への...いや彼らからのメッセージなのだ。


Main AttrakionzのSquadda BとMondreM.A.N.が作り出すダイアログは不良っぽいけれど、そこまで大したことはない。君はきっと、彼らは時間が許す限りハイになることと、酔っぱらうことが大好きな奴らだと感じるかもしれない。けれど、常に酔っぱらいでハイな連中がほとんどの場合そうであるように、その二つがモチベーションになっている訳ではない。全くそれだけで終わりと考えてない?どうもこの二人にとっては何か全然違うものみたいだ。たとえ彼らが

「俺ら生きてる。コレを飲んだ後、また酒を買いに行くぜ。もっと飲まないと。もっと飲まないと」

と口にしていても、それを遮る奴が現れるんだ。デフォルトのボタンを押す奴がいつもどこかに現れる。僕らが彼らに幾つか提案するとすれば、もし彼らがもっと話したいかってこと。もっと心の奥でずっと文句を言い続けてきたその考えを吐散らしたいか?ってこと。彼らは星を見つめながら、内心では現状の難しさ、複雑、さらにめくるめく全てのシンプルさに驚いている。今回のセッションで披露された"Perfect Skies"と言う曲は旅立ちの曲で、彼ら二人が共有するセンチメンタルな部分に焦点を近づけている。もしかしたらそれが彼らの事の発端に火をつけたものかもしれない。彼らは何度も「何故?」と問い、様々な状況下で見失った仲間達を寂しく思っている。仲間達--もう一緒に(ヤクを)吸えない彼らの事を感動的に描き出す。そしてそれが彼らが普段悲しい目と不明瞭なスピーチで表す、内側に引きこもった内面の困難として現れるのだ。
Main Attrakionz Official Site

試聴・ダウンロード(月々$2のメンバー登録が必要です)

セットリスト
  1. Welcome to Daytrotter
  2. Bossalinis and Foolones
  3. Freestyle
  4. Diamond of God
  5. Perfect Skies


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