2011年10月31日月曜日

Scars on 45


Those In Their Breathless States

Words by Sean Moeller, Illustration by Johnnie Cluney, Recording engineered by Mike Gentry, Translated by Teshi



























Scars On 45の歌の中では全てがそわそわしている。仲間達はみんなここから去り、新しい人生へ向かう準備をしている。彼らは自身の情熱を再び考え直している。そこには強い願いがあり、感情が昂ぶった人々が集まり激しい討論が交わされる部屋もある。全てがこの結論に達する...この熱気、そして水分が沸騰したポットの注ぎ口から噴出し、それが床にこぼれたときジューっと音を立てる。そう、彼らが手や頬っぺた、腕や首を叩く時に。人々は手に、膝にぶつかり合い、次に何が起こるか、誰がアクションを起こすか誰にも分からない、息を呑む緊張感がある。 どう転んでもおかしくないし、これが彼らの楽曲--普通は二人の人間の衝突--がバランスをとる方法だ。これらは様々な色へと爆発する,
私的な思いに対する私的な戦いなのだ。

リードシンガーDanny Bemroseはこういう物語を語る時、つねに怒りに満ちているように聞こえる。彼は物語の中に身を乗り出している。まるで物語が彼を支配し、彼に取り付いてしまったかのようだ。彼はそこから逃げることができない。永遠に。想像から生まれたもので、自分が経験していないただの感情だったとしても、彼はそれらの物語がしっかり燃えて、生きているか確実に確かめる。それは彼の経験から生まれたもので、彼の人生の中で現在起こっていることに対する必然的な答え以外の何者でもないのだと。

UKのBradfordから来たこのバンドは、まるで胸の中が世界中の蜂やスズメバチで溢れていて、ブンブン音を立てながら威嚇しているように思わせる。ただまだ誰も刺してはいない。ただそこにいるだけ。威嚇が一番恐ろしいものなのだ。これは愛する人の「私には他にもっと違う人がいる。Bemroseの歌詞を思い起こさせる誰かが」と言う威嚇なのだ。彼はまるで全てどうすることも出来ないと感じさせる。これは全て自然の出来事で、全部何千年も昔に予定されていたことだ、と言っているかのように。ただ今の瞬間喧嘩が起きていて、僕らは観客になるしかない。しかし彼はそれを信じない。彼は脚をあげながら、怒りをぶちまけている--ただ彼の癇癪や怒りの爆発は所々でピークを迎える可愛らしいバラードの様に聞こえるのだけれど。全て過去良かったものにしがみ付くことについて歌っている。たとえ過去良かったものは結局悪い方向に向かってしまったのだと頭では理解していても。
Scars On 45 Official Site

試聴・ダウンロード(月々$2のメンバー登録が必要です)

セットリスト

  1. Welcome to Daytrotter
  2. Beauty's Running Wild
  3. Give Me Something
  4. Heart on Fire
  5. Burn The House Down

0 件のコメント:

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...