Doused In Gasoline And Satan-ized
Jun 19, 2011
Words by Sean Moeller
Illustration by Johnnie Cluney
Recording engineered by Mike Gentry
Translated by Teshi
The Devil's Horns Kill The Matadorはフィラデルフィアの周りのだらだらしたキッズの集団でたとえるなら、可愛らしいDecemberistsみたいな見た目のヒッピー小僧を想像してもらえばいい。ブリーチされたブロンドの髪と笑顔、クールでありのままの子供のような格好。その頭の中のイメージを頭の中に置いておいてくれ。それが変わろうとしているから。油断した隙にしてやられるような、いきなり「ねえお金ちょうだい」と屈んで近寄ってくるような子供だ。そのすぐ直前に彼は子供が怒りと悲観論に冒される敏捷性や君が知っていると思っていた彼らの印象を破壊する。突然、一瞬のうちにその子供の目は突き刺さるような赤い点々に変わり、笑顔は狂人のような、君が街で避けたくなるような、怪しいニヤニヤ笑いに変わる。こいつに関連するものは全て避けたくなる。
すぐに君の背中には虫酸が走り、君の中の直感は根こそぎになる。こいつが何者なのか...前は純粋で明るかったこの子は、何でもする事が出来るのだ。略奪をするかもしれない。言葉や叫び声では表現できないような破壊と悪行を繰り返すかもしれない。こうやってチャーミングから脅迫のキャラクターに一瞬で変身をとげるのがThe Devil's Horns Kill The Matadorだ。まるで僕らがマタドールで彼らがデビルだという理由付けを証明しているかもしれない。もし彼らを見くびったりしたら、一瞬で殺されてしまう。音楽はやわらかくクールに始まるが、突然火のように燃えさかり、まるですべてがガソリンに漬かされ、悪魔と化したようだ。歌詞にはもっと心の動揺や怒りがぶちまけられている。豊満な空気が酸性雨に変わり、素肌を剥がしていくように、言葉で攻め立てるのだ。水滴が体に付き、腕を見ると皮膚と骨を突き抜ける穴が開いている。そこで詐偽と遺棄のテーマが討論される。たくさんの、たくさんの人が傷ついた。それが若者を歪ませた伝染症で、彼らは血なまぐさいボーカルコードとこぶしとで闘い、鉄のような目で睨み付け彼らを取り巻く暴走は何週間も続く。
The Devil's Horns Kill the Matador Official Site
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