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2012年7月20日金曜日

2日で1曲完成させろ。アメリカのインディー・アーティスト育成プロジェクト『Shaking Through』とは?

「1曲を2日で完成させなさい。最初のミックスから最後のミックスまで。延長は無し。セーフティ・ネットもなし」


Shaking Throughはアメリカはフィラデルフィア州を拠点に活動する音楽プロジェクト/ドキュメンタリー・シリーズ。一年に10の若手アーティストを彼らが所有するスタジオに招き入れ、上に掲げたチャレンジを課します。その様子はプロのフィルムメイカーによって記録され、曲が出来るまでのプロセス、プロダクションのテクニックやアーティストの生の姿を映し出します。

過去の参加アーティストにTwin Sister, Sharon Van Etten, Cat Martino (with Sufjan Stevens), Big Troubles。


AVA LUNA

選ばれたほとんどのアーティストにとって、まともなスタジオを使う事も、カメラの前に立つ事も初めての経験となります。48時間という厳しい制限の中、プロのエンジニア達の力も借りつつ一曲を制作する。そして最高の機材と最高のプロダクションチーム。このプロジェクトにチャレンジすることは、若き参加者にとっても大きな成長になりますし、視聴者にとっても、実際の制作風景と成長の過程が見られるのはとても興味深い。

ではアーティストはどうやって選出されるのでしょうか。

・ユニークでクリエイティブで自発的であり、キャリアを次のレベルに押し上げようと願っているけれど、持続の可能性がまだちょっと低いアーティスト。契約があっても無契約でも良い。

・音楽やアートコミュニティに参加している知名度があり、尊敬を受けるアーティストによって毎回選出されます。過去のキュレーターにはThe AntlersやDr. Dogがいます。(最新エピソードのAva Lunaのキュレーターは1stシリーズに参加したTwin Sister!)

・参加者はアメリカ全土から招かれます。いずれは世界から参加者を選出することも視野に入れているとか。


Sweet Lights

ちなみにShaking Throughで出来上がった新曲は、ペンシルヴェニアの非営利団体Weathervane Musicによって所有されますが、ほとんどは直接アーティストの手に渡ります。しかし、契約したレーベルに独占的にShaking Throughで録音された曲をライセンスさせてはいけません。


Sharon Van Etten
大きな希望を持ったアーティスト達のキャリア育成や経験を支援するのには最高のプロジェクトだと思うし、すでに著名な人たちから選ばれるのもいい。日本でもこういうプロジェクトできないかな。

出来あがった曲はこちらのサイトでダウンロードが出来ます。
http://wvmusic.bandcamp.com/


2012年7月17日火曜日

The Best Of Black Cab Sessions




街の中をアーティストが弾き語りながら歩き回る映像で、一躍有名になったLa Blogothequeの特集『The Take Away Show』。インディー好きの心をくすぐるラインナップ(Bon Iver、BeirutやDirty Projectors, Sufjan Stevensまで!)と、親密感溢れるタッチでアーティストの『生』演奏を捕えている。今はあまり場所の制限は無いみたいだけど。

ここに紹介するイギリスで始まったThe Black Cab Sessionはひたすら狭そう。何故って、文字通り黒いタクシーの後席でぎゅうぎゅう詰めになって演奏(セッション)するから。代わりに親密感も倍。モットーは『ONE TAKE, ONE SONG, ONE CAB』そう、一発撮りです。タクシーの運転手もそのときランダムに選ぶみたいで、10回に1回は「嫌だ」と断られるそうです。でも実際に乗せたタクシーのおっちゃんたちはかなり楽しんでくれるとか。

今回は独断と偏見で僕が気に入っているThe Black Cab Sessionの映像をいくつか載せました。楽しんでいただければ嬉しいです。




Charlotte Gainsbourg - Anna from Black Cab Sessions on Vimeo.


Feist from Black Cab Sessions on Vimeo.


Jamie Lidell from Black Cab Sessions on Vimeo.


Final Fantasy from Black Cab Sessions on Vimeo.

Brian Wilson from Black Cab Sessions on Vimeo.


Grizzly Bear from Black Cab Sessions on Vimeo.

2012年7月11日水曜日

合理的な人のための音楽支援ガイド/合理的なバンドのための音楽販売ガイド



ここに挙げる翻訳文は、David Greenwaldという、Billboard紙、MTV、そしてLos Angeles Timesなどに寄稿するロス・アンジェリースのジャーナリストが自身のTumblrにあげた音楽消費者と制作者のためのアドヴァイスです。


Emily White Gateという、NPRでインターンを経験した21歳の女性が「私は初めから音楽を所有した事はありません。(I Never Owned Any Music To Begin With)」という記事をアップしました。「子供の頃から音楽は友達と共有するもので、ライブチケットやグッズの購入以外にお金は払った事がない。大学のラジオDJを勤めていた時は、レーベルからプロモCDが送られてくるから新しい音源には苦労しなかったし、ネットでラジオから曲をリップすることも出来た。大人になって、ファイルシェアリングがアーティストに与える影響に気づいたけれど、正直私も仲間たちもアルバムにお金を将来払うかどうかわからない。」

そこから派生して様々なディベートが引き起こされたのですが、それに対する返答とも言える記事がこの「合理的な人のための音楽支援ガイド/合理的なバンドのための音楽販売ガイド (The Reasonable Person’s Guide to Supporting Music/The Reasonable Band’s Guide to Selling It)」。です。

日本の違法ダウンロード刑罰化に対し今様々な意見が交わされています。ここでは音楽に特化してですが、アーティストをサポートするための興味深い提案が提示されているので、音楽消費者、そして制作者はぜひ読んで頂きたいです。
  
The Reasonable Person’s Guide to Supporting Music/The Reasonable Band’s Guide to Selling It

by David Greenwald

Emily White-gateさんのおかげで、皆さんがお金と音楽に対して意見を持ち始めた。その意見の数々を実際に、合理的な音楽ファンが振り向いて、8インチの長さのヒゲを撫でながら「あら、このバンド良いじゃないの。もっと音楽活動が出来るようにしてあげたいねえ。ちょっと投資してあげようかね」と、倫理的で、現実的なガイドラインに変化させてみようか。僕はバンドを愛し、彼らがバンド活動を続けられるようにしてあげたいと考えるただのジャーナリストだから、今から言う事は話半分に聞いてくれよ。

これは今でも続いているドキュメントなので、意見や追記などをgmail、rawblogへ。またはリブログしてくれるとありがたい。

まずは合理的な事実を認識するところからはじめよう。

Travis Morrisonが説明したように、人々は昔から録音された音楽を盗んできた。音楽に対する「欲求」は大体自分たちが払える音楽の額を越えているから。とにかくこれは受け止めてほしい。じゃあ次。

・多くの「音楽パイレーツ」と呼ばれる人たちは実際には音楽にお金を払っている。そう、実にたくさんの額を。ヒドい違反者たちのハードドライブは、彼らが一回も聴かないような埋もれたアルバムで散らかってる。これは失われた売り上げではない。Whiteさんが例に挙げたように、問題は海賊行為ではなくて、購入の排除に対する海賊行為なのだ。もし君がそのような人を知っていたら、この記事を読ませてほしい。

・以前に増して、人々はYouTubeからSpotifyに至るまで、法で認められた別の手段に多くの時間を費やしている。これらのサイトもアーティストにお金を払っている--ほんのわずかな額を。Spotifyで無料に音楽を聴く事は(それが人類文明の歴史の中で音楽リスナーへの最高の出来事だとしても)実際にアーティストを支援する方法としては取るに足らないということを認めよう。こういうサービスはこの先少しは(現状の)解決になるかもしれないけれど、今この時点でそういう結果にはなっていないし、消費者がもっともっとお金を払うようにならなければ、何も変わらないだろう。Spotifyは消費者と投資家、そしてメジャー・レーベルの重役に対するサービスであって、バンドたちの支援ではないのだ。

・音楽制作にはお金と時間がかかる。極限までいけば、まあKreayshawnやGrimesみたいなのは、トラックやビデオを誰かの親のパソコン上で、二時間ほどで作る事ができる。もし君が「ネクストOK Computer」ではなくこういう音楽を求めているのならば、今すぐブラウザーのタブを閉じたらいいよ。非常にロー・ファイな音楽制作でも作曲に多くの時間を費やすし、リハーサルや機材---そこから必要な資金はスタジオ費用、エンジニアやセッション・ミュージシャンの採用、グラフィックデザイン、マネジメント、製品製造、Tシャツにライブ会場のスタッフ、出演契約を交渉するエージェント、挙げれば切りがない。Fugaziだってウェブにお金をはらった。あとさ、月々の家賃は?夜飯は?アーティストも僕らと同じニーズを持ってるんだ。忘れないでおこう。

・僕らに力強い何かを感じさせ、人生のサウンドトラックとなるような素晴らしい音楽を作る制作者たちは、プロフェッショナルとして受け止められるべきで、「超クールな趣味」を持った人たちとして扱われるべきでない。

Chris Ottが述べたように、芸術的な生産物として、音楽はプライスレスなものだ。しかしデジタル化したものは、ワースレス(worthless=価値がない)なものだ。僕たちは芸術の支援者として、それを支え、維持するための意識的な決断をしなければならない。


ここまで言ってきたけれど、ここから下が僕がしようと思っていること。一緒にどう?

■一ヶ月ごとにお気に入りのアルバムを二枚買う。一番アーティストや彼らが所属するレーベルに直接利益を与えられる方法で。(アナログ盤もいいけど、みんなが得る利益の幅は狭いってことを理解しておいて)。既に持っているアルバムはAmazonでMp3を買ってすぐに消すことにしようかな。その方がCDを捨てるよりかは最低環境に優しいし。そうすれば一年に24枚アルバムを購入することになり、一年の良作をカバーするのには充分な数だし、人が一年間で現実的にじっくり聴けるアルバムの数もカバー出来る。

■もし最高のバンドが「お好きな金額で」というオファーをしている場合は、彼らがお願いした以上の額を払う。

■2枚の内、何を買うか迷った時は、もっとお金が必要なアーティストがどちらか考える--R.Kelly、悪気があるわけじゃないんだ。(※多分R.Kellyを買わなかったんだと思います(笑))

■もし一枚のアルバムを試聴サービスや落ちているヤツで5回以上聴いたら、それを買う事にする。もし同じ曲を試聴サービスや落ちているヤツで10回以上聴いたら、それを買う事にする。聴く回数は自分の好みに調節してくれたらいい。どうやって数えるか二つの方法がある。iTunesでスマートプレイリストを作るか、SpotifyのアカウントをLast.fmに同期させるかだ。Spotifyで、リスナーが一定の再生回数をヒットし、Spotifyが購入リンクをとバンドをサポートするためのリマインダーとしてのポップアップを追加した時に、支払いが劇的に増加するってことに確信を持ったんだ。

■もし何かを「計画」して買う場合は、その日のうちに買う。(24枚の)アルバムサイクルの間は、数が重要になるからね。

■僕たち(ジャーナリスト)の多くはブロガーで、アルバムやプレス用ライブチケットをタダで手に入れる。年度末のベストに選ばれるようなアルバムや楽曲はお金を払う。招待されたライブでは(もし良いもので、Tシャツもダサくなかったら)、購買コーナーでグッズを買う。

■ブログのエントリーや、レビュー、そして口コミが有益なものだけれど、実際にバンドへの資金提供に取って変わるものではないと僕は認識している。僕らは急速に『影響力を持った人々の世界』になってしまっていて、そこにはいわゆる僕らが「情報収集したもの」を援助(そして正当化)するものはいなくなってしまった。僕らにも責任はあるんだ。

消費者への提案にあたって、バンドへの提案もいくつか。

□フェアな金額設定を。$9.99はデジタル・アルバムにしては高すぎる感じだよ。$7.99ですらお金を払うのに楽に見える。僕らも苦しんでいるんだから。「or more(もっと払う)』オプションをつけたら良い。誰かもっと払ってくれるから。

□みんながKickstarterを好きなのは、ファンが君たちをサポートしたいという気持ちと、資金が直接制作過程に流れていくのを感じたいからだ。これに恐れないで。アホみたいな報酬で利益を得たりもしないで欲しい。もし君がどこにもツアーするお金が無いのであれば、自分のファンがどこにいるか見つけるべきだ。どうやって?ネットで聞きたまえ。

□何か特典を与えなさい。ライブ、B面、デモ、アコースティック・バージョン、ラジオのパフォーマンス、僕らはなんでも欲しいんだ。その特典をお金にしてもいい、でもお願いだから君から簡単に手に入れる事が出来るように。Bradford Coxは何でも配っているけれど、彼のキャリアは永遠に続くんだ。(公平のために言えば、彼は天才でもあるし)。

□君はバンドの一員。楽しくないといけない。君たちは僕たちを楽しませてくれるはずで、お金に対して不平を言っていると、一銭もあげたく無くなる。コストについて率直になるのはまた別の話。

□もし自分の作った音楽から利益を得ていないのであれば、それは自分のせいだ。それか広報の、レーベルの、とにかく誰か君のチームの人のせい。君はこれが事実だって事を認識しているはず。だって他のバンドは(利益を得る)手段を見つけているのだから。じゃあ何が違うのだろう。多分アルバムの制作に時間を使いすぎた?もっと影響力のあるブロガーを見つけて応援してもらうべきなの?もしかしたら君はムーディーなアートを作っていて、彼らはクラブ向けのポップミュージックを作っているから?もしそれが君のやりたい事じゃないのだったら、自分の期待値をそれ相応のものに設定するんだ。世界中の誰もが君のファンベースになりえるのだから、ファンを探し続けるんだ。自分の作品を誇りに思う事も全然最悪なことじゃないし、the Walkmenの前座を努めるようになって、解散してしまうのもいい。NBAの選手だってリタイアするのだから。

□リスナーが君の音楽を聴く事が出来て、お金を支払う事ができるような、まともなウェブサイトを持ちなさい。シンプルにするんだ(BandcampやSoundcloudなどに詳しくなろう)。寄付のボタンをつけよう。PayPalがあれば出来る。2分もあればセッティング出来るし、そこから君が得るお金はどんな金額であれボーナスだ。

□収入に見合ったことをしなさい。馬鹿げたものは買わない。クレジットカードの借金を積まない。ツアーに出ているときはアパートを又貸しする。ファンに床で寝ていいか聞けば良い。きっと「いいですよ」と言ってくれるし、朝ご飯も調達してくれる。

□(売れないのは)君の音楽が「最悪」っていう確率も高い。何とかしなさい。

□もし車の会社が君のくだらない曲をライセンスしたいのであれば、やったらいい。そして次のツアーに新しい車を買ったり、ちゃんとなホテルに泊まって自分に褒美を与えるんだ。チャリティーに使ってもいい。もしその行為に対しスノッブでありたいのなら、思い出すんだ。1000以上のバンドが君が音楽監督の「模倣リスト」に流し込んだお金を喜んで手に入れたいんだと。(Beach Houseの曲をパクったとされるヴォルクス・ワーゲンのを皮肉っているのではないかと思います)。人々が君の音楽を発見する手段を君はコントロールすることができない。もし君がスターバックスのオファーを蹴っても、彼らは君の新曲を次のプレイリストにいれてしまうだろう。(これは事実だよ)。

どうかな、これで音楽が救えたかな?rawblog@gmail.comまで意見を聞かせてください。


2012年7月7日土曜日

What is the future of music?


What is the future of music? The new system of gathering funds straight from the fans.

Amanda Palmer of the indie goth punk unit The Dresden Dolls asked fans to contribute to her Kickstarter, a relatively new fundraising web service.

Backers received perks of various value, depending on the amount donated, some got special edition CDs while others got to have dinner with Palmer herself.

And in the end, Palmer raised over 1,000,000 dollars.

There have, of course, been Kickstarters of this same success until now, but Palmer is said to be the first musician to pass the mark. The platform is used however, but thousands: Patrick Wolf, as I remember, used it to raise funds while he was producing the Bachelor.

The LA Times had the following to say about Palmer’s achievement:

“In the bad old days, artists had to make a pact with a major label to get that kind of money. Now they can go straight to the people.”
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The Breezes, an indie band from Montreal that I’ve been supporting since last year, have started a fundraiser of their own.

The Breezes by Chris Kralik
First, let’s introduce them though.

The Breezes are an indie rock band formed in 2009 by a group of childhood friends. They are characterized by their psychedelic, atmospheric nature, though at times they toss the rock band setup, bring in synthesizers and create a whole instrumental album: it could be said that they don’t really like to be fit into one genre. They were previously interviewed in Private Dub here, so check it out if you like.

And while they’ve been distributing free downloads of 80’s music found at garage sales, the continued promises of an LP release this year seemed less likely to be fulfilled as time went on. After a half of a year wondering where they went, suddenly, I got an email.

"The album is fully completed and masterd...It is called The Breezes ...haha. We are releasing it with a local Montreal label Mercy Records this year."

And, the band told us they’d be using IndieGoGo to support their production costs.

Like Kickstarter, IndieGoGo is a website musicians can use to receive donations from fans in exchange for perks. And the more you give, the more you get.
The Breezes came up with the following for their page:

$5 Digital Download
$10 CD+Digital Download
$15 Vinyl+CD+Digital Download
etc., etc., until you reach the $1000 point, which is…

“Visit +1 to Breakglass Studios in Montreal during a Breezes recording session (precise time TBD), including dinner, and champagne at the studio with The Breezes, glass of champagne with The Breezes backstage at September album release show/tour. t-shirt. Vinyl, CD, and advance digital download of The Breezes’ debut album”.

In other words, a pretty hefty package.

Fans are now finding themselves with the ability to directly support the artistic endeavors of their favorite musicians without the middleman. It’s different than just buying a CD. Fans feel closer, that what they’re doing can keep a band they care about alive. The potential that can be felt in this new link between artists and fans is tremendous.

The two videos below are 1) a music video for The Breezes’ new “Promethean Eyes” and 2) a teaser from their new album that doubles as a promotional video for their fundraiser.





To support The Breezes, go here.
The Breezes Official Web Site 
The Breezes Bandcamp

Read this article in Japanese.
日本語で読む。

Translation by Andrew Brasher

2012年6月28日木曜日

音楽の未来とは?ファンから活動資金を募るファンドレイザーシステム


インディー・ゴス/パンク・ユニット、The Dresden Dollsでの活動も有名なAmanda Palmerが、Kickstarterというプラットフォームを通してファンから資金を集めた。いわゆるファンドレイザー(fundraiser)である。

寄付の報償として、デラックスエディションのCDが与えられたり、彼女とのディナーを体験できたり、支払う金額によってその価値も上がっていく。

結果として彼女は100万ドル以上の活動資金を手に入れたようです。

もちろん彼女の他にも100万ドル以上を打ち出したプロジェクトはあったけれど、音楽関連では彼女が初めてだったみたい。そういえばPalmer以外にも、Patrick WolfがThe Bachelorの制作時にファンから資金を募っていたのを覚えています。

L.A. Times紙は彼女の偉業に対し「かつてはアーティストたちはメジャーレーベルと契約を結ばなければ、それほどの額を手に入れられならなかった。今の時代はファンに直接頼めばいいみたいだ。」とコメント。

僕が去年からサポートしてきたカナダはモントリオールのインディーバンド、The Breezesもなんとファンドレイザーを始めたようですよ。



The Breezes by Chris Kralik
まずは簡単にThe Breezesの紹介から。

The Breezesは2009年に幼なじみ同士で結成された4人組のインディーロックバンド。サイケデリックで浮遊感のある音世界が特徴的で、ロックバンドとしてのフォームを取りながらも、いきなりシンセサイザーを用いたインストアルバムを制作するなど、型にはまらない柔軟なスタイルを打ち出している。以前Private Dubでもインタビューしたので、こちらもどうぞ。

彼らからは、ガレージセールで拾った作品のフリーダウンロードを提供してもらったり、去年から「LPを出すから楽しみにしていてね!」と何度か個人的に連絡をもらっていたのだけれど、なかなかリリースされない。そのまま音沙汰が無くなって半年ほど、何をしていたのかな、と思っていたら急にメールが再び届いた。

「今年の後半にアルバムを出すよ!タイトルは『The Breezes』でモントリオールのMercy Recordsから発売だよ!」

そして制作費をIndeGoGoというウェブサイトで募っているということも報告してくれた。

IndieGoGoもKickstarterと同じように、プロジェクトに対しファンから資金を募集するもので、支払った金額に対しそれぞれ報償が約束されている。

The Breezesの場合
$5 デジタルダウンロード
$10 CD+デジタルダウンロード
$15 アナログ盤+CD+デジタルダウンロード
と続き、$1000を支払うと

『スタジオ見学・シャンパンで乾杯・バンドとディナー・ライブのバックステージパス・オリジナルTシャツ・アナログ盤・CD・デジタルダウンロード 』

凄い大盤振る舞いですよね。

アーティストの活動を支援するために、ファンが直接サポートする。それは音源を買うのとはまた違った行為で、一つのアートを愛するものがそのアートの存続のために活動に直接お金を出して協力するというもの。このファンとアーティストの関係性は、何か大変大きな可能性を秘めていると感じています。

以下がアルバムのトレイラーも兼ねたファンドレイザーのコマーシャル映像と、新曲『Promethean Eyes』はこちら。




The Breezesに寄付するにはこちら
The Breezes Official Web Site 
The Breezes Bandcamp

英語で読む
Read this article in Engilsh

2012年6月26日火曜日

Beardy Indie Boys

Public Image Republicさんがインディー女子総選挙をやったり、なにかとインディー女子が取り糺されているので、それに反発してインディーヒゲボーイズ特集しました。全然瑞々しさがないし、アイドル感もゼロ。需要はさほど無いでしょうが、ヒゲ萌えにはたまらないはず!
Patrick Stickles | Titus Andronicus

Devendra Banhart

Justin Vernon | Bon Iver

Hayden Thorpe | Wild Beasts
James Vincent McMorrow
Thomas Dybdahl
Alexi Murdoch


Robin Pecknold | Fleet Foxes
Gold Panda
George Lewis, Jr. | Twin Shadow

おまけ

JD Samson | Le Tigre/MEN

Glen Hansard & Damien Rice



2012年6月11日月曜日

Bonnie 'Prince' Billyと彼の闇



大好きな大好きなWill Oldham (Aka Bonnie 'Prince' Billy)。

その中でも1999年に発売された『I See A Darkness』収録の"I See A Darkness"という曲が一番好き。

君は大切な友達だけれど、僕の心の中にある闇の部分に気づいてくれた?僕は闇を見ている。君の事をどれだけ愛しているか知ってる?それが君が僕をなんとか救ってくれるかもっていう希望。

光と闇を交互に差し出して、闇の部分を盛り上げながらも最後は「希望」のステートメントでフィニッシュするという大変感動的な曲。二番目のメロのクレッシェンドとか、メランコリーな雰囲気とか最高。





後にJohnny CashがAmerican IIIでカバーしていますね。





Drag Cityから7/24に発売するNow Here's My Plan EPでは過去にリリースした楽曲をセルフカバー。そしてこの"I See A Darkness"は上の二つのバージョンに比べて最高に明るい。以下がそれに合わせたミュージック・ビデオ。




ハゲちらかしたオッサンがグラスゴーのシャレた町並みをウキウキ歩く姿は何とも清々しい。出演者が全員目をくりくりさせて、多分 I とEYEをかけたのだと思う。そして原曲からは想像できないほどアップビートで幸せな雰囲気に溢れている。

何がWillをこの曲をここまで変化させたのかはまだ分からないけれど、やはり心境の変化があったのかなあ。






2011年9月3日土曜日

Daytrotter 100回を記念して。 Part II

Daytrotter連載100回を記念したジャンル毎総集編の第二弾です。


インスト
まずはお勧めのインストバンドを紹介します。




Anamanaguchi (Jul 21, 2011)
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ニューヨークから来たピコピコファミコン8bitサウンドを奏でる四人組!















My Education/Theta Naught(July 23, 2011)
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オースティンから来た弦楽器や木琴などを配する大御所インストバンドMy Education.荘厳で、ダイナミックです。















Colin Stetson (Jul 8, 2011)
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Bon IverやArcade Fireにも参加するカナダのサックス奏者。サックスの可能性を広げる素晴らしい演奏でした。

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フォーク
アコースティックギターを片手に、物語を紡ぎだす彼ら。その物語は世代を渡って受け継がれます。


James Vincent McMorrow (Aug 1, 2011)
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かすれた歌声と吠えるようなファルセット。アイルランドから来たSSWです。














Sean Rowe (Jul 6, 2011)
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全てを許してしまうような慈悲に満ちた深く低い声。それが泣きのメロディーを歌うんだから、声フェチにはたまらないと思います。

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エレクトロSSW
最近のソロアーティストはテクノロジーを操り非常に個性的な世界を作り出します。














Grimes (July 27, 2011)
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エレクトロニカとR&Bとゴシックをごったごたに混ぜ合わせた音楽。彼女の甘い歌声が不思議な音世界の中で遊びまわります。













Bosco Delrey (Jul 11, 2011)
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エルビスのようなアメリカーナと攻撃的なビートを混ぜ合わせた音楽。Diploに見出されデビュー。












Zola Jesus (Aug 15, 2011)
試聴・ダウンロード

森の奥から現れたゴシックエレクトロの代表格。自由に変化する歌声とダウナーなビートに中毒者続出。


PART Iへ

2011年8月29日月曜日

Daytrotter 100回を記念して。 Part I


僕がDaytrotterの翻訳を始めてついに100回目を突破しました。
今まで毎日頭を悩ませながら、三ヶ月間、よく続いたと思います。

これを通して様々な面白い経験もさせてもらいました。
確実に何か素晴らしい事が起こっているような気がします。

という事で、今回は影響が多かったセッションや人気のセッションを
ここにまとめたいと思います。


大物

もうジャンル問わずに色々くるデイトロッターですけれども、「何やこいつらと」いう新人から「うわ、まじかよ!」という大物まで来ます。

まず


J Mascis (Jun, 6 2011)
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説明は不要。ダイナソーJr.の司令塔です。ふてぶてしい顔を良くとらえてますね。



Edwyn Collins (Jun 20, 2011)
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伝説的ギターポップバンド、オレンジジュースのリードシンガー。感動的なエッセイが記憶にすごく残ってます。
The Books (Jun 17th, 2011)
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フォークトロニカのベテランThe Booksも大変な評判でした。


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まさか

インディーロック以外にも何でも来ちゃうデイトロッター。まさかのアクトを三つ紹介します。




Mount Kimbie (Aug 21, 2011)
試聴・ダウンロード
ロンドンはダブステップを操る二人組。SXSWを訪れた時のストーリーも可愛かったです。
Shabazz Palaces (Jul 13, 2011)
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今年ピッチフォークでベストニューミュジックを獲得した話題のドープでディープなヒップホップデュオ。いきなり黒い嵐が現れてびっくりしました。


Kid Koala (Jun 27, 2011)
試聴・ダウンロード

カナダのターンテーブリストでカートゥーニストでもあるキッドコアラ。彼のムーンリバーに心を溶かされました。でもいきなり出てきてびっくりしました。

(続く)

PART IIへ

2011年8月15日月曜日

気ままに訳詞3
























John Wayne Gacy Jr./Sufjan Stevens


父親は酒飲みで

母親はベッドで泣いていた

彼がブランコで頭を打った時

John WayneのTシャツをたたんでいた

近所の人は彼の事を可愛がっていた

ユーモアがある彼と話すのは楽しい

家の下を見てみろよ

なにか生き物がいるぞ

死の眠りの中早々と腐り始めている

27人か?多分もっとだ

車を乗り回したり、夏に仕事する少年達がそこにいた

あぁ神よ


君もその内の一人なのかい?

彼はよく人前でピエロみたいな格好をしていた
顔を赤と白く塗りたくっていた
暗い部屋、ベッドの上で全員にキスをした
彼は巧みな方法で
何十万もの人を殺したんだ
遠くへ、死人の下へ早く行かなきゃ
彼らの服を脱がしてあげた
唇に布切れを置いて
静かな動作で、静かなキスを
唇に

でも考えてみると
僕も彼と同じなんだ
床下を見てごらんよ
僕が隠してきた秘密がそこにあるから


解説:
"John Wayne Gacy Jr."はデトロイト出身の個性派SSW、スフィアン・スティーブンスの2005年に発売されたコンセプトアルバム「イリノイ」に収録されたナンバーです。
John Gacyはアメリカの連続殺人者で、よくピエロの格好をしていたことからキラークラウンというあだ名がつけられました。父親へのコンプレックスが強く、彼はよく「オカマ」「ホモ」と罵られていたようです。
アルバイト料なので呼び寄せた子供達に性的暴行を加え、殺害。軒下に埋めた死体は29名にも及び、そのうち4人は川に捨てたそうです。被害者の多くは20代の男娼、最年少は9歳の少年だったそうです。





Buy

2011年8月7日日曜日

Cameron Crowe



キャメロン・クロウという映画監督知ってますか?
僕はいつも彼の作る映画とサウンドトラック/BGMのシンクロ具合、彼のセンスに毎回脱帽するのですが、今回は彼へのリスペクトを込めて、年代別に紹介していきます。


まずキャメロン・クロウについて簡単に紹介します。


キャメロンは1957年、カリフォルニアのパームスプリングで生まれました。子供の頃家庭の事情で引越しを繰り返し、ついにサンディエゴで落ち着きます。母親に才能を見出され、幼稚園には行かず、二年も飛び級。卒業する頃には周りよりも大分若かったと言われています。

13歳の頃にはアングラの出版社(The San Diego Door)のために音楽レビューを掲載。その後、Doorを抜けて全国発売のロック雑誌Creemの編集者になったLester Bangsと連絡を取り、CreemとCircusに掲載を開始。16歳で高校を卒業、そのあとジャーナリズムを専攻するために大学に入ります。ロスの旅行中、ローリングストーン紙の編集者、Ben Gong-Torresと出会いライターとして採用されます。Bob Dylan, Neil Young, David Bowie, Led Zeppelinなど数々のインタビューを成功させました。

はて、どこかで聞いたことがある話....

そう、バンドのツアーに同行する若かりし音楽ライターの旅を描いた




"Almost Famous(ほぼ有名)”(邦題:あの頃ペニーレインと)です。

2000年秋に公開され、ケイトハドソンがアカデミー賞にもノミネートされ一躍有名になった映画ですね。
1970年、彼が実際に経験した事が基になっている自伝的な作品です。

サウンドトラックには、トッド・ラングレン、ザ・フー、イエス、デビッドボウィなど実際に彼がインタビューした事があるアーティストが並べられています。



架空のバンドとして登場したStill Waterですが、キャメロンと彼の妻が作中に登場する5曲のなか3曲を共作。サントラはアカデミー賞でベストサウンドトラック賞を受賞しています。


先にペニーレインいきましたが、ここからは年代別に紹介します。





Say Anything(邦題:セイ・エニシング)

89年に公開したキャメロン初監督の作品。
エンターテイメントウィークリー紙に「ベストロマンティックコメディ」として選定されたラブコメの秀作でもあります。
主演はジョン・キューザック。
サウンドトラックにはレッドホットチリペッパーズ、デペッシュモードやピーター・ガブリエルが参加しています。








Singles(日本未公開)


92年にアメリカで公開したキャメロンの監督作品第二弾。
同じブロックに住む20代の若者達を描いたロマンティックコメディで
この頃全盛期だったグランジムーブメントを反映していて、
カメオとしてエディー・ヴェダーやクリス・コーネルが登場しています。
サウンドトラックにはパールジャム、サウンドガーデン、スマッシングバンプキンズらがフィーチャーされています。



(...続く)


Almost Famous(2000)

1. America - Simon and Garfunkel
2. Sparks - The Who
3. It Wouldn't Have Made Any Difference - Todd Rundgren
4. I've Seen All Good People: Your Move - Yes
5. Feel Flows - The Beach Boys
6. Fever Dog - Stillwater
7. Every Picture Tells A Story - Rod Stewart
8. Mr. Farmer - The Seeds
9. One Way Out - The Allman Brothers Band
10. Simple Man - Lynyrd Skynyrd
11. That's The Way - Led Zeppelin
12. Tiny Dancer - Elton John
13. Lucky Trumble - Nancy Wilson
14. I'm Waiting For The Man - David Bowie
15. The Wind - Cat Stevens
16. Slip Away - Clarence Carter
17. Something In The Air - Thunderclap Newman


Say Anything (1989)

1.All for Love - Nancy Wilson [4:37]
2.Cult Of Personality - Living Colour [5:07]
3.One Big Rush - Joe Satriani [3:25]
4.You Want It - Cheap Trick [3:43]
5.Taste the Pain - Red Hot Chili Peppers
6.In Your Eyes - Peter Gabriel
7.Stripped - Depeche Mode
8.Skankin' To The Beat - Fishbone
9.Within Your Reach- The Replacements
10.Keeping The Dream Alive - Freiheit
11.Lloyd Dobler Rap"


Singles (1992)

1.Would? - Alice in Chains
2.Breath - Pearl Jam
3.Seasons - Chris Cornell
4.Dyslexic Heart - Paul Westerberg
5.The Battle of Evermore(live Led Zeppelin cover)-The Lovemongers
6.Chloe Dancer/Crown of Thorns - Mother Love Bone
7.Birth Ritual - Soundgarden
8.State of Love and Trust - Pearl Jam
9.Overblown - Mudhoney
10Waiting for Somebody - Paul Westerberg
11.May This Be Love - The Jimi Hendrix Experience
12.Nearly Lost You - Screaming Trees
13.Drown - Smashing Pumpkins

2011年8月6日土曜日

気ままに訳詞2














CLOUDBUSTING
             


まだオルゴンを信じている

僕は泣きながら夢から醒めて、
あなたは雨を作って、
眠りとあなたが僕から去っていくとき
手は届きそうなのに


あなたは闇の中で光る
ヨーヨーみたいだ
とても特別、
とても危険で
だから埋めてしまった
忘れるために


でも雨が降るたびに
あなたが頭によぎる
まるで太陽が昇るように
ああ 何か良いことが起こる気がするよ!
いつかかはわからない、
でも口にするだけで、良いことが起こる気がしてるんだ!


世界の頂上から、
世界の果てを見渡して、
あいつらがやってくるのが見えた
大きくて黒い車の中で、
あなたはとても小さく見えた
権力者の脅威と思われていたのに


庭のどこかに
僕はヨーヨーを隠した
でも政治の力から
あなたを隠す事はできない
ああ 父さん
僕は忘れないよ


だっていつも雨が降るとき
あなたが頭によぎるんだ
まるで太陽が出てくるように
ああ なにか良いことが起こる気がするよ!
いつかはわからない
でも口にするだけで、良いことが起こる気がしてるんだ!


あなたと僕のことだよ、父さん


だっていつも雨が降るとき
あなたが頭によぎるんだ
まるで太陽が出てくるように
ああ なにか良いことが起こる気がするよ!
いつかはわからない
でも口にするだけで、良いことが起こる気がしてるんだ!


口にするだけで、良いことが起こる気がしてるんだ!


今から雲を集めに行くよ、父さん


見て、あなたの息子が出てくる
あなたの息子が外から出てくるよ



Kate Bushはよく映画とか本とかを基に作曲、作詞をします。

まずクラウドバスターについて簡単に説明します。
クラウドバスター(雲操作機)はオーストリアの精神分析医Wilhelm Reichによって
デザインされ、疑似科学(エセ科学)のオルゴン理論によって任意的に雨をコントロール研究を
していました

オルゴン理論とは彼によって提唱された自然界に充満するエネルギーのことで、短く言うと性欲エネルギーのことです。このパワーを集めて空に放射する事で、雲を取り除く事が出来ると信じていました。病気治療にも有効とされていました。

彼の息子ピーターが、父親について自伝”A Book Of Dreams"を73年に発表。Kateはこの本からインスピレーションを得たと言われています。

Wilhelmの研究していた、オルゴン理論を用いた癌治療機、オルゴンボックスの販売ががん治療機不法販売とされ、裁判にかけられます。結果、オルゴンボックスの販売は禁止、著書も出版の差し止めを命じられ、本も燃やされたと言われています。

彼はそれに従わず、投獄。刑務所にて心臓発作で60歳の若さで死亡しました。

ピーターは刑務所に何回か訪れました。Wilhelmは「泣くんだ。泣くのが一番の柔軟材だから」と言っていたそう。

全てウィキの情報から抜粋していますので、詳しくは彼の著書をよんでね;)
Wilhelm Reich

ちなみにビデオのパパ役はドナルド・サザーランド。24の御方の実の父親です。





The Hounds of Love (+6 Bonus Track)


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