2011年6月3日金曜日

Netherfriends : Daytrotter

To Better Ways Of Getting Old

Jun 2, 2011

Words by Sean Moeller
Illustration by Johnnie Cluney
Recording engineered by Mike Gentry
Translated by Teshi

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僕らは警告も無しに強制的にこの場所へ放り出され、対処せざるをえなくなった。いずれ、僕らの身に起こっている何かに、無邪気な心は恐れをなし泣き叫びながらここから出てくるだろう。僕らの上に降り掛かった全ての事に震えて足はふらふらになって。そしてその後、何人かは同じことを繰り返すのだ。脆くて萎れた心は恐れ、泣き叫びながら、実際に起こったらどれほど怖いだろうとずっと考えていた「恐怖」を実感している。

運がいい奴らは慈悲と、静かで、めそめそしてガクガクしてないもので解放される。NetherfriendsのリードシンガーShawn Rosenblattは超個人的なメモを見て、「どう行動するべきか?僕はどんな人間になるのだ?俺はまともな人間として社会でうまくやっているのか?」と自問自答し、その答えをかきまわし、上昇させ曲として消化させる。時々現れる大音量のアンセムの後に聞きたくなるような音楽だ。彼が書く曲は、とても私的なメモを天国か誰かへ宛てた公開状のように差出人の感嘆や心配事を聞き取り、もしかしたら状況の助けになるような、それと同等のものなのだ。そこにはもっと良い人間になりたいという願いがあるが、もうすでにうまくやっている人々に放り出されているように見える。そういう成功している人々は自己改善やもっと親切心と愛と思いやりを深めようと強い関心があり、たぶん誰でも驚くほど優しく愛らしい。
Rosenblattは"It It's Too Early/If It's Gone...It's Gone"でいつか死んでしまう事について考え始める。彼は自分の一番心配性な部分について面白い点を発見するのだ。それは髪を失う事である。大らかなコーラスで、自分の髪にもっといてくれと甘く誘惑しようと「僕と一緒にいてほしい。いてほしい、いてほしいんだ。」と歌う。彼は見て分かる体力の衰えと精神的なダメージを引き合いにだすように理由付けを説明する。「死ぬのより老いる事が恐い。言いにくいけど、アポカリプスがあればいいなって思ってるんだ。そうすれば最低でも自分が好きな事やりながら死ぬことが出来るだろ。すごいナルシストな感じだけど、僕は本当に本当に自分の髪が好きで、でもこいつは僕の頭皮が嫌いみたいなんだよね。年取ったらWill Oldham(Bonnie 'Prince' Billy)みたいにかっこよくなれるといいんだけど」

このシカゴ出身のバンドのアルバム"Barry and Shery"を通して、もっと自分の喋る声に近い音で歌えるようになりたいとか、そういうRosenblattのかなり偏った自己批判と自分に対する願望を聞く事が出来る。自意識過剰な人の言うささいな事のようには聞こえず、どちらかといえば正直な考えを言っているように聞こえる。ほとんど人格であったり行動の仕方は交渉できるけど、もし説明が必要ならば、自分がした行動やその結果に対するちゃんとした理由があるのが最善だ。髪が全部抜けてしまったり、それも見届けられずに急に死んだりしちゃってもね。

NetherfriendsのDaytrotterの最初のセッション


ライブのダウンロードと試聴はこちら


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