かなりの確率で出てくるのがこのおっさん。
David Letterman |
そしてイギリスにはJools Hollandがいます。
彼はもともとSqueezeというイギリスのポップバンドのメンバーで、その後ソロとして活動。現在はTV Presenterも行う多才な人です。そして92年に「...Later with Jools Holland」をスタート。本国では夜中の11〜12時に放映し、インディーバンドから、大御所バンド、そしてソロのパフォーマーまで様々な音楽を包括しています。Joolsも時々ピアノで参加したりしてますね。
ただこういう番組に出演したからといって、いきなりセールスが上がったりする訳ではないみたいです。DeerhunterのBradford Cox君は「家族に電話して、「僕Conanに出るんだよ!」って教えてあげた。彼の事はみんな知っているからね。」とコメント。
The New PornographersのCarl Newmanは「テレビが放送される前、バーで6時間ずっと飲んでいたんだよ。さて僕らの演奏が始まる時、カラオケマシーンを止めて皆が見れるようにテレビをつけたんだ。とても期待してたよ、だってテレビに出るんだぞ!ってさ。でも僕の隣に座ってた女がすごい失礼でさ。「だから何よ。みんなSex and the Cityのエキストラくらいやったことあるわよ」って言うんだ。だから言ってやった。「おい、あれLettermanが俺と握手してるんだぞ?ってね。音楽番組に出ただけでは名声は手に入れられないけど、家族や同級生は君の事をロックスターだって認めてくれるんだ。」
そして現在はインターネットも普及。彼らのライブは世界各国から簡単に見る事が出来ます。たとえアメリカの全土に「なんやこいつら?」と思われてもね。
トークショーホスト達はアメリカやイギリスの顔として、インディーミュージシャンを紹介しています。演奏者は、世界での認知度をあげるだけでなく、家族や友達に自分たちの活動を知ってもらう機会を得る事が出来ています。インターネット(YOUTUBE)の流行に伴い、僕らも簡単に映像にアクセス可能です(一部違法かもしれないけど)。そして過去のパフォーマンスは伝説となり、現在でも僕たちの胸に語りかけてくるのです。
参照:Pitchfork, Last Night:Independent Music and Late-Night TV
余談;僕がカナダにいた時に、ホストファミリーみんなでThe Flaming Lipsのレターマン出演回を見てました。たしか"W.A.N.D"を演奏していて、Wayneが大暴れ。ホストファミリーは「何だこのゴミみたいな音楽は!」僕は「ダメダメ!消さないで!かっこいいじゃない!」という会話をした経験が有ります。
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