Smoke And The Morbid Streak
Jul 12, 2011
Words by Sean Moeller
Illustration by Johnnie Cluney
Recording engineered by Mike Gentry
Translated by Teshi
Illustration by Johnnie Cluney
Recording engineered by Mike Gentry
Translated by Teshi
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D.Charles Speerが通り過ぎると、彼が吸った最後のタバコの匂いがする。きっと習慣や必要に駆られて何本も続けて吸ったんだろう。彼はストレス発散が必要な人間で、色々な方法をとる事で正常を保っている。彼は今の生活とうまく調和していないようだが、昔のもっとシンプルで、大変な困難を対処していた頃のほうが気に入っていたようだ。言っても、そんなに問題は無かったようだし、それが彼にとっても都合がよかった。"Leaving The Commonwealth"は彼の最新作でD.Charles Speer & The Helixという名義で発表している。これは西部のカントリーアルバムでまるでぼろぼろになった歴史の教科書から切り出されたような作品だ。南部戦争時代のアメリカの歴史の風変わりな事件や、過去のフィクションやノンフィクションの部分をほじくり出して、後期のHoward Zinnの傑作"A People's History Of The United States"の作風に似た所がある。アルバムではUlysses S. Grant中将とRobert E. Lee将軍が荒野の闘いを再現するために引用されている。Speerはペダルスティールとホンキートンクを奏で、18,000の負傷者を癒す。まるでマスケット銃やガトリング銃がウィスキーベンダーのように荷物を送ってくれた最近振った女の子の好意で組み立てられるようだ。ここには戦地の生肉が焼ける臭いにおいと、骨は凍り付き、地上で腐り果てる何百何千もの死んでしまった哀れな母親達の討論が交わされている。どっちにしろ永遠に悲しさは消えない。
Speerは他にもカラフルな(多分架空の)キャラクターをアルバムで登場させている。"Cumberland"で登場する奇天烈な木こりとかね。「あのMr.Cletus O'Rileyってやつはさ、孤独な男だったよ。自然の中で、一人になってたくさん時間をつぶしたんだ。でも大勢で遊んだりもしてたよ。まるで一度も家の中に帰らなかったのか、彼の背中には赤い革の動物が乗っていた。死にかけのアルマジロも持っていたな。その動物には厳しい死が近づいているんだ。男は病的な所があった。彼はアルマジロの殻を倉庫に合った荷造りのワイアーで巻き付けて、世界で初めてのアルマジロの殻で出来たギターを作ったんだ。亀の甲羅で作ったギターを16世紀のスペインの王様が持っていただろ?きっと君も見た事があるに違いない。美しいアルマジロだった、ってイメージしてみればいいさ。」アルバムのカバーには、国会図書館に秘蔵されている戦争清掃員のクルーの写真が載っている。腐った体を積んだカートの前でポーズをとっているのだ。−−あまり肉体はのこっていない。骨に布が引っかかっている程度だ。アートワークは写真の中の写真が映し出されていて、フレームグラスにはアーチ型に沿った溝がついている。誰が自己学習のためにコレを枠にはめたのだろうと思うだろう。たぶんNew YorkのNo-Neck Blues Bandで長年活躍したSpeerはこれに注目してこのレコードのコンセプトを思いついたのだろう。この写真を見て彼は報われない少年や母親たちのことを思い、木を切って生活する病的な性格をした男を描き、彼はストレスをタバコの煙にのせて吹き飛ばす生活を送る。
D.Charles Speer & The Helix Official Site
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セットリスト
- Welcome to Daytrotter
- Battle of The Wilderness(Leaving The Common Wealth収録)
- Cumberland (Leaving The Common Wealth収録)
- Le Grand Cochon (Leaving The Common Wealth収録)
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