Leading To The Maddening Disintegration Of Spirits
Jul 24, 2011
Words by Sean Moeller
Illustration by Johnnie Cluney
Recording engineered by Mike Gentry
Translated by Teshi
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Illustration by Johnnie Cluney
Recording engineered by Mike Gentry
Translated by Teshi
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うざいくらい毎回、僕は飛行機の外から出るときにこう考える。もし僕が乗っていた飛行機が他の機体とぶつかって真っ二つに引き裂かれていたらどんな気分になってただろう。そんな悲劇的な爆発は起こりはしないだろうけど、もし現実に起こっていたらどんな感じがしただろう。丸々太ったレーズンが冷たい水の中にボトンと落ちる感じなんだろうか?たくさんの目には見えない生き物達が泳ぎ回って、足の裏を押してくるのはどんな感じなんだろうか?跡形もなく消えてしまった飛行機の機材にしがみついて、命からがらによくある無人島まで漕いで辿り着くのはどんな感じなんだろうか?助けを待つか、喉が渇いて弱々しくなっていくしかない場所で、何を思うのだろうか?こうやって一瞬で全てが終わってしまう瞬間、最悪の展開を考えてしまうのはよくある。それでも僕が無人島で耐えられないって思うのは、Mountainsのレコードを聴くことだ。無人島でのサバイバルを乗り越えるために持っていくレコードのリストを挙げる人がいるよね。今こうやって砂とやしの木に囲まれた孤立した場所で、リストに挙げた音楽を聴きポータブルプレイヤーの最後のバッテリーを消耗している。自分を元気づけるために。
MountainsのBrenden AndereggとKoen Holtkampは、君が海の真ん中でひとりぼっちになった時に聞こえるような音と感情を凝縮させたような音楽を作る。孤島にある音の中に僕らを連れて行く。慌しい音やシューっとした音、沈黙、狂った魂がどんどん分解していくような止むことの無い感情の錯乱..人を穏やかな気持ちにさせるような波がビーチを打ちつけ、それが他でもない人を苛立たせるような優しさに変っていく。.この気の乱れと感覚を音の中に聞くことが出来るだろう。気持ちの良い音は、実は襲い掛かるタイミングを待って、爪を尖らせているだけなのだ。よだれかけをつけてフォークを持って待っている。そう、まるでアニメの狼が幻覚の中、錆びたガスタンクを回転焼肉機についた肉厚でジューシーな鶏肉だと勘違いして見つめているような感じだ。Mountainsはどんどん荒れ狂う罪を許すことが出来ない海だ。彼らはそれを容赦しない攻撃と裏切りを通して表現する。しかし、無抵抗の慈悲を通して同じものを表現するため、僕達はそれが彼らの本当の姿だと信じてしまうのだ。
Thrill Jockey Records
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セットリスト
- Unknown 1(未発表)
- Unknown 2(未発表)
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