Oh, That Sweet Punishment
May 25, 2011
Words by Sean Moeller
Illustration by Johnnie Cluney
Recording engineered by Mike Gentry
Translated by Kentarow
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Illustration by Johnnie Cluney
Recording engineered by Mike Gentry
Translated by Kentarow
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アーノルド・ロベル (Arnold Nobel) 著書「マウス・スープ(Mouse Soup)」という絵本の中に、一匹の腹を空かせたイタチが一匹のねずみをつかまえ夕飯になるように言い聞かせる、という面白いお話があります。ネズミはイタチの、いかにイタチのスープになる事がネズミであり続けて得る事よりも著しく素晴らしいかという話に耳を傾きかける。
ネズミはイタチに、それならスープによりおいしく煮込まれる為にストーリーが必要だねと教える。そしてネズミはそのストーリーの一つとして、とあるネズミがある夜に窓から一匹のコオロギがさえずっているのを聞こえてくるため、うとうとと眠りに付こうとしているのを邪魔されているのため、窓を空けてはそのコオロギにどこかへ行くように言う、という話しをし出した。そしてそのコオロギはそのネズミのいい分を、もっと他のコオロギの仲間を連れ立ってさえずりのハーモニーを重ねて合唱してくれという、要望と聞き間違える。ネズミはもう一度その音楽を止め速やかに遠くへいってくれと言いい、コオロギもまた・・・互いになんて聞き入れの悪いんだろうね…コオロギもまたそのネズミの声をコオロギが助長していくことえの不満だとは気付かずに、合唱する為にもっと仲間のコオロギを呼ぼうと勤める。このやり取りはその後4度は繰り返され、最終的に集まったコオロギ達はネズミが合唱を求めてはいなかったことを理解し、「それそうと、なぜ初めに言ってくれなかったの?」と言ってはその夜のセレナードを演奏するにふさわしいところを探しによちよち歩いていく。
NYのバンドParts & Laborはまさにそのコオロギの楽団を凝縮したようなバンドだ、というのが丁、彼らのブレイク作となった素晴らしいアルバム「Stay Afraid (ステイ・アフレイド)」をリリースしたばかりの時期に初めて彼らが我々Daytrotterのスタジオを訪れたときの印象であった。(*恐らくこの翻訳の前に↑で紹介した2006年のセッション時でしょう。)そしてそれはDaytrotterを初めてほんの数週間後の時期でもあり、彼らは、Wilderness (*P&Lと同じJagjaguwarレーベルメイトのバンド)と一緒にデイブンポートのダウンタウンにあるとあるコーヒーハウスで、ある春の夜に夜が暮れるのを待ってプレイしだし、演奏はちょっとわんぱくだったし、終いにはミシシッピ川沿いに泊めた真っ暗で何もないバンドのバンの中で夜明けを迎えていた。パーツ&レイバーはステージの側のコンセントをフルにプラグで塞ぎ、ボリューム最大で、記憶が定かなら、ポリスが来て演奏を止めろ!って言うまで続けていたし、明らかにそれまでの間はその晩の神架かった時間だったよ。そんなねじ切ったような日の彼らがスタジオに到着してきたときにはもう、正に彼は"Parts &Labor"のほか何者でもなかった。わかるだろ、P&Lには彼らの(ノイズを表現するだけの)ボリュームが必要なんだ。Parts & Laborには絶対的にあの耳を劈く凶暴性を更に奇想したようでいて母の様に豊かな音の源泉が必要なのである。それが彼らが彼らなりに音を心地よくならす為になくてならなくて、その為のセッティングには、また、そのすべてが上手くいくようにひとりのメジャーな誘導者も必要であったのだ。いくつものその轟音の波に必要とされていた要素はその部屋にあり、といってもただのひねくれ若しくは果敢な抵抗があってのものでもなく、けれど我々は、P&Lのシンガー達であるダン(Key/Vocal)とB.J. (Bass/Vocal)、--今回のセッションでプレイしているドラマーのジョー はまだ初めのセッションの時にはバンドに加入していなかった-- 彼らの「君たち(リスナー)が僕らに与え得てくれるものをもっともっと与えて欲しいんだよ!」という言葉を信じている。この言葉はまるで、もしParts &Laborが必要とされていなかったとしても、彼らの音を鳴らし続けていたこと、そう正にあのコオロギの様なものなのさ。(でも)それは釘を刺してしまった。このDaytrotterの五年間で彼らのセッションはそれっきりだったし、結果的にそのセッションは上げることが出来なかった。その「やりすぎ」は規格外だった--Daytrotter全体的にってわけじゃないけれど--けれど、それもまた他と異なる事でもある。みんなまだ Parts & Laborのその耳に対しての妥協される事のない罰を聞くことができるだろう。それはただ気を許す事なく打ち続けている連打パンチみたいなものさ。そしてそれはもし好かれようとしていたことに対して厭になってしまったとしての、最大の非難ってことだろうね。ただひとつ、誰もこのウルトラ・クリエイティブなトリオを拒む事ができないのは、たとえそれが死への20回ドラグレース(アメリカで生まれた、4分の1マイル(約400m?)の直線路で加速力を競う自動車レース。通常2台ずつ走る。)を走り込み、同時に、彼らのケツの音のデシベルで窓を付き破って、彼ら自身のそして我々リスナーの服を輝かせて、そのフィールドを輝かせて、そのすべての中で起こるバーンズ(衝突断面積の単位)も輝かせて、そのモンスターの様な不協和音で100マイル先の人までも起こしてしまいかねない不協和音を鳴らすようなもで、そしてそれは僕らにもやってきて、でもとっても優しかったりする。
Parts &Labor Official Site
試聴・ダウンロード
セットリスト
- Welcome to Daytrotter
- Constant Future (Constant Future収録 )
- Never Changer (Constant Future収録 )
- Hurricane (Constant Future収録 )
- Changing of the Guard (Stay Afraid収録)
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