2011年10月5日水曜日

Mason Jennings


The Micro Sentiments Prevail Despite The Static

Oct 3, 2011

Words by Sean Moeller
Illustration by Johnnie Cluney
Recording engineered by Mike Gentry
Translated by Teshi








ちょっとだけでいいからさ、みんなを代表して話していいかな。どうも圧倒的多数の懐疑的意見が僕らを支配しているみたいなんだ。あらゆる種類の合図が「些細な事」と呼ばれるものを心配するなと思い出させてくれる。...にも関わらず、心配してしまうことは大体そういう「些細な事」だったりする。「世界はどんどん悪くなって行く一方だ」をどうしようもなく宣言したがる傾向がある。...にも関わらず、それって一体全体どんな意味なの?分からない。

年寄りが「俺らの自由が無くなった。政治の終わる事ない挑戦も、絶え間なく広がる範囲も無くなって、毎晩冷や汗を流しながら寝ている」と愚痴を言っているのが聞こえるはずだ。彼らは心配せずにはいられなく、悲惨な状況を考えながら眠れない夜と闘っている。結局全部「前より金がなくなった」っていう理由に辿り着くんだけどさ。彼らは「全部醜くなって壊れてしまった。」とぶつぶつ言っているが、実際に提示できる根拠や証拠はあまりない。予言者が言うほど悲惨や悪化な未来を証明したり主張するものはここにないのだ。

こういう状況で掲げるべきスローガンのフレーズ--Mason Jenningsがある意味常に支援し、夢中になっているものだが--は僕らを局部的に考えるように促す。それは何でも君が願う意味を成す事ができるけれど、僕らはそれをミクロのレベルまで慎重に受け止め、自己やそれに近い他の体部の象徴になる局部的なものを考える。自分たちの利益のために。
それは家庭だ。夫と妻、彼氏(二人いるかも)と彼女(二人いるかも)、子供達、ご近所さん、だれでも近くにいる人たち--何ブロックか先の人やちょっとでも同じ血が流れていたり、似た様な骨格と髪の色や特徴をもっている人たち誰でも。



Jenningsは常に手厚いものやそれが象徴するもの、それが依存するものやそれのもくろみに考えを夢中にさせている。この話題に彼は飽きる事なく、最新作"Minesota"でこのミネソタ人は再び同じ筋肉にタックルしている。この部位はどうも一番使う筋肉みたいだけど、まれにただ大変なだけだったりする。時々それはただの木のブロックで他
は雨に濡れた草。その上に降り掛かるものはすべてそこにくっついて、解決に時間がかかる溝を残す。

Jenningsは僕らを安心させる方法を知っている。上の様な心が落ち着かない時も、目の前に希望が見えない時も安心させてくれる。彼はそれぞれの物事が一番適するものに焦点を置き、例え回避出来ないラフな事態を乗り越えている時でも、そこには絶対に解決出来るチャンスがある。Jenningsの甘い声とすごくクールな振る舞いの中に全く音楽的でない音楽を聴く事ができる。皮肉めいた笑顔と反対のものだ。しかし、どちらかというと経験値が高く、酸いも甘いも(酸いの方が多い)十分に経験して過去の方が今のものよりかなり勝っている(酷かった)と認識している人の笑いだ。もし良い家庭を築く化学反応に優先して焦点を置く事が出来れば--幸せな子供達を育て、妻や夫や周りの人々をできるだけ幸せにする--その大きい視野での願いは時代遅れだったり、全然気づかれないものになってしまう。

それだったら強烈なキスに前歯が欠けてしまった時とか、その瞬間以上にお互い二人が運命的な存在と感じた事が無い時代を考えた方がましじゃないか。多分最初に出会った時以上にそんな風に感じられていないんじゃないか。多分それは昨日の事だったかもしれないな。多分何年も何年も前の話だったかも。何にしろ、君はその考えに辿り着き、それで構わないと思っている。そしてここにいる誰よりも、君はラッキーなんだよ。
Mason Jennings Debut Daytrotter Session

Mason Jennings Official Site

試聴・ダウンロード


セットリスト
  1. Welcome to Daytrotter
  2. Bitter Heart(Minnesota収録)
  3. Raindrops on The Kitchen Floor(Minnesota収録)
  4. Clutch(Minnesota収録)
  5. No Relief(Minnesota収録)


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