2011年6月17日金曜日

Hundred Visions:Daytrotter

Congregation Of The Bloodsuckers And Beasts Of Prey

Jun 16, 2011

Words by Sean Moeller
Illustration by Johnnie Cluney
Recording engineered by Matt Oliver
Mastered by Sam Patlove
Translated by Teshi

Download





ケルベロスが一匹か二匹ふらふらHundred Visionsの曲間を行ったり来たりしている。冥界の王ハデスの番犬があちらこちらに、毛玉のようにくるまって大きい椅子の足下で唸ったりして王を護っている。やつらはBen Maddox(バンドのフロントマン)の歌の周辺をぶらつき回る補食者ではないかもしれない、だが彼らは仲間の臭いを嗅ぎ付け、悪さをしようとする。血を吸う獣と、影の中で逃げ回る餌食がいて、匂いを目印に、お腹をすかせてゆっくりと捕獲できる最高のタイミングを待って、喰う。破壊の進路が長く大きく成長してゆき、良質のメロディーとグルーブが効いたヘヴィーな楽曲の輪郭に巻き付いて行く。彼らの曲はすぐにTalking Heads, The Cure,Radioheadやクラシックなブリティッシュポップを思い出させる。Maddoxは素晴らしいフロントマンで、自分の声を曲のピークや強弱に合わせて輝かすことが出来る。ぐにゃぐにゃな彗星と現実とかけ離れることのない崇高なサイケデリアを作り出している。成層圏に飛び出すのだが、地球表層の水の中へは決して着陸せず、歓迎されない場所、自分たちがなにをやろうとしているか分からなくなるような場所へたどり着くのだ。

彼らのデビュー作7インチ盤の楽曲は、A-Side収録"Last Cab From Tunis"から始まる。すばらしい曲で、まるでケルベロス像を生き返らせ、尻尾を追いかけ回し、舌や手足を振り回させるような、冒険心や狩りの衝動に満ちた作品だ。"Vampire"は両方から追いやられるような歌で、the Doorsが一番ラリっている時に書いたような曲だが、かなりエッジがあり攻撃的だ。ここでモンスターがやってきて、Maddoxはこう歌う。「ヴァンパイア、落ち着けよ/ヴァンパイア、落ち着けよ/落ち着け/僕の血が駄目なら/興奮してみせるよ/どうかおしえてくれ/君が吸い終わったら」多分モンスターは恋人で、もう分かれようとしている人なんだろう。音楽が後ろで反対の方向へ疾走しているにもかかわらず、そこには女の服従がある。彼女は刺々しく僕らを攻め、僕らを最初の擁護テントに逃げ込ませる。僕らの首元をプロが看てくれる。だが、彼らはそこに残された傷を見た事が無い。それでも彼らは最善を尽くそうとするが僕たちの体はどんどん蝕まれて行き、ヴァンパイアがまた帰ってくる事に備え鼓動が高まる。またあいつが嵐のように帰ってくる。
Hundred Visions Official Website

試聴・ダウンロード


2011年6月16日木曜日

Sallie Ford and The Sound Outside:Daytrotter

The Certain Sweet That The Urges Want

Jun 15, 2011

Words by Sean Moeller
Illustration by Johnnie Cluney
Recording engineered and mastered by Sam Patlove
Translated by Teshi

Download



Sallie Fordは彼女がしようと思ったら誰でもだます事が出来る。彼女は僕らを思い通りにできるのだ。(多分どっちにしろ彼女は僕らを思い通りにしたいだろう、きっと。絶対そうする、あの生意気な子は。)もしその手を使うんだったら、僕らを犬みたいに自分の尻尾を追いかけ回させて、複雑に絡まらせてしまうだろう。FordはPortlandを通ったところ、ノースカロライナ州にあるAshvilleにある家に子供の頃から住み、ずるがしこくて、どこか魅惑的でアグレッシブで前向きな女の子だ。彼女は君が知り合いじゃなくてもいきなりバックポケットに手を突っ込んでくるような子だ。家の裏で君にキスをして、目で誘惑し、その後色々しようとする子だ。彼女はそう言う事を全部やってしまうが、会って話したりしてもそんな印象は与えない。予測できない、可愛くて、眼鏡をかけている読書家タイプで将来獣医か科学者になるだろうとみんな思うような子だ。犬や馬が好きそうで、全然いやらしい事やいきなり飛びかかってくるような子じゃない。彼女初のフルアルバム"Dirty Radio"は欲しい物を手に入れようと躍起になっているおどけた女性が描かれた強烈な作品だ。歌詞に書かれたキャラクターはこそこそしたりしない。自ら感情を表現しに行く。彼女のキャラクター達は退屈で内気な少年を引っ張り出して、数秒でシャツは皺だらけになり、息は熱く、唇はキスで歪み、一緒にぐちゃぐちゃになりながら部屋の中へ滑り込む。

彼女は"Against The Law"でこう歌う。「あなたをケーキの1ピースみたいに食べちゃうわ/それが大きな失敗だとしてもね/ベイビー、私といてよ/わらの中であなたを食べちゃうわ/それが法に反しているとしても/ベイビー、私と一緒になって/あいつらが何を見たかしらないけど、法律に反したことじゃないわ」とてもいやらしく聞こえるだろ。絶対に法律に反した事をしているように聞こえる。この歌詞のメッセージを推測しただけで、彼女を監獄に入れてしまえる。柔らかい沼のようなジャズナンバーで、闇の中でいちゃつく熱いセックスの悪臭がただよっている。彼女の引き出しは多いが、Fordは1960年代のSam Cookeがやっていたようなソックホップスタイルのオールドタイムな感じと山のようなソウルフルな感じを足した音楽性に徹している。歌のテーマは危険な男たちと危険な女たちについてだが、みんなが好きになる夏の虫が出す紫色の光のようなやわらかい風に聞こえる。決して、僕らが熱情の中彼らをひっつけようと考えたり避けようとするようには聞こえない。これは絶対起こる事のない危険な衝動との闘いなのだ。Fordの楽曲はこのような衝動に屈服した証で、自分ではない誰かになり、短い時間だけれども違う性格や顔で、クモの大群のように抑圧を解き放っている。

The Black Lips:Daytrotter

Running On Poisons And Fumes

Jun 8, 2011

Words by Sean Moeller
Illustration by Johnnie Cluney
Recording engineered by Matt Oliver
Mastered by Sam Patlove
Translated by Teshi

Download





Black Lipsの最新作"Arabia Mountain"のカバーには巧く配置された二つの乳首と骸骨が載っている。なんでそれがそこにあるのか、いろいろ考えてみて。ほんとうにうまく配置されているんだ。きっと彼らは「このあいだ買った偽物の骸骨を使ってみようぜ。何個か乳首使ってみてもいいな」とかそういうアイディアを思いついただけだろう。アトランタ出身のThe Black Lipsが愛されるわけは、彼らは絶対僕らを退屈にさせないし、代わりに終わる事の無い過激な酒宴と悪行をしようと色々方法を掘り出してくるのだ。誰かが気絶したり、歯が折れない限り終わる事の無いそんなパーティーをね。いや、誰かが誰かとくっついて、朝後悔しちゃったり、バーが閉まっちゃったり、警察が来たり、そんな風にして終わるのかもしれない。どちらにしろ、この四人組のバンドは悪意に満ちた状況に足を踏み入れる方法を知っているようだ。誰かの人格を形成して、そこから詩が生まれるようなそんな状況。彼らは溝に入り、延長された時間内で、音、匂い、同じ溝に住む人々、そして味を取り入れ、自分たちが簡単に物事に夢中になることを知る。彼らがあざけり、毒や煙にまみれた死体が出てくるような夜に引き込まれている。一体どうやってここに生きて帰る事ができたのだろう?と不思議に思っているだろう。そして頭はもう次の冒険の事を考えている。前起きた事にはもう動じずに、次の旅へくりだすのだ。次は、3つか4つ乳首が必要だろう。骸骨も同じ数ね。

The Black Lips Official Website
前のライブセッション

試聴・ダウンロード




2011年6月14日火曜日

Bon Iver Interview Part II
















Pitchfork(以後PF)
:For Emma, Forever Agoや、Bon Iverの活動の前に、あなたは様々な名前でいろんなプロジェクトをしてきました。この新しい装いは多分違った物になると分かったのはいつですか?

Justin Vernon(以後JV):ある午後にChristy(Justinの前の彼女でアルバムにも参加した)のところで"Flume"を書いた時、すぐに気違いな感じがしたんだ。今までこんな曲書いた事無かったから。あの新しいファルセットを練習してたんだけど、ぜんぜんうまくいかなかった。本当にぐちゃぐちゃな感じがしたんだ。あの春はたくさんの曲を作ったけど、"Flume"を書くまでは全然まとまらなかったんだ。

PF:Christyが以前僕に、あなたが"Skinny Love"を初めて彼女に歌った時、自分の事についての歌だと気づいたと教えてくれました。Christyや、特にあなたの元カノのSara Emma Jensenについて公共の場で話すのに時間がかかりましたね。なにがあなたに彼女達について話そうと思わせたんですか?

JV
:話すことは怖くない、けどさどうやってそれが真実だと保障できる?"Skinny Love"がChristyについての曲だって言うのは全部が真実じゃないかもしれない。僕らは付き合っていて、彼女がすごく大切な人だったから長い間一緒に暮らした。でも、あれは僕が経験したリレーションシップの瞬間についての曲なんだ。君はだれかと付き合うのは助けが必要だからだ。でもそれが理由で誰かと付き合う必要なんてない。それがSkinny(軽薄、薄っぺらい)ってことなんだ。その愛には重みが無い。薄っぺらい愛(Skinny Love)には中身がないからチャンスがないのさ。

PF:物語は事実から始まりますが、時間をかけると事実が曲げられた伝説になりえます。例えばあなたが"Jimmy Fallon"に登場した時に、彼はあなたの父親の別荘がBon Iverという名前なのか聞きましたね。あなたがFor Emma, Forever Agoの製作の真実を無視して、"Fuck it(どうでもいい)"と言わなければならない時がありましたか?

JV:うん。僕は真実の理解を心配するのが自分に撮ってに重要じゃないと気づき始めた。まるで高校時代の巨大な比喩みたいな感じだよね。みんなが決まった事を思ったり言ったりする、それで色んな噂が電話なんかで変に大きく伝わって、突然誰かが最低な奴とか人種差別だとか呼ばれる。僕が知りたいのは、僕がどんな風に理解されようと、僕は僕として生きて行けるかなんだ。でも話が間違って伝わるのは面白く思ってるよ。たとえインディーロックの世界でも、企業の鬱陶しさからの独立と真実を掲げている世界であるべきなんだけど、セレブのやっかいな扱いを受けるんだ。

PF:作家のDavid Sedarisが彼の友達や家族に彼らの事についていずれ題材にすると、伝えなくてはならないと書いています。それがどれだけ不愉快に感じられても。あなたがBon Iverで書いた曲を考えると、曲が何らかの理由で有名になる前に、先に友達に謝っておかなければと考えることはありますか?

JV:それは考えた事無かったけど、Emmaではみんないつも「アルバムが売れてから、曲に登場するキャラクター達について考えた直したことはある?」って聞く。その度に僕はこのアルバムは何よりも僕の事が描かれているんだって言わなくてはならない。Emmaは一人の人間ではなくて、場所であって時間なんだ。現実はね、もし君に自分が誠実になれる友達がいるとする、そしてその誠実さが真実を引き寄せる最大の磁石になるんだ。曲に登場する実際の人たちと会話をすると、不愉快だったり気まずいかもしれないけど、僕らはお祭りの愛らしい場所にいるような気がするんだ。特にこの新しいアルバムでは、彼らについて「ヤッホー!」っていう感覚しか浮かばないな。





"For Emmaを作った時、僕が、座って、自分のために何か美しい物が出来るのかを知る最後のチャンスだった"

PF:新しいアルバムの歌詞はテーマに巻き付くように印象的ですが、また生のディテールを地に着けるように加えています。作詞家として、その作詞方法の魅力的な点はなんですか?

JV:Richard Bucknerの感じ、それが僕に一番影響を与えている。彼の言葉は音だけで殆ど意味を持たない、けれど僕にはそこにすばらしい意味があるのが分かる。彼の"Loaded at the Wrong Door"は、とても心を打つ美しくてヘヴィーな歌詞があるんだけど、実際に何の事なのか説明できないんだ。それでも彼の言葉に強烈で個人的なつながりを感じるのは、言葉がしっかりと流れ出ているからだ。

Bob Dylanはいい歌詞を書いたけど、彼が最重要な作曲家の一人と言われるのには評価されていない理由があって、彼の声が言葉とうまくマッチしているからなんだ。彼は言葉をラップする。Neil Young/Bob Dylan/Indigo Girls/John Prineなどの主観的な作曲家の中で成長してきて、僕には彼らの力がないし、真似出来ないし、まだまだ探求しきれてないんだってやっと気づいた。

"Flume"で無意識に理解したことが、僕にもっと意味を与えてくれた。僕らがライブで演奏する時、"Flume"にはまだ一番夢中になるね。あの曲のイメージはもっと神秘的で、それでも僕には視覚的に見えるんだ。この新しいアルバムでは、かっこ良く聞こえる言葉と奇妙な感情があるような、普通じゃない風景を構築しようと試みた。今回は歌詞にすごくこだわったんだ。言葉を大切にしないと無茶苦茶になるからね。ただ「うまく聞こえたら、それでいい」なんで簡単に言ってられないよ。本当に深く追求したかった。一ページに書けなくなるまで書いて、見映えが良いか確認した。読むって意味でね。

PF:アルバムがリークした時に、その意味が分かりました。あなたは気にせずに、ネット上に歌詞を載せましたよね。そうすることで作品の意図を理解してもらうようにに。

JV:そうそう、リークしちゃったんだよね。もう外に出てるんだ。僕も音楽を盗んだ事あるし、やった事が無い人いるのかな。でも、もしそれをするなら、ちゃんと本当の歌詞を読む機会を持ってほしいんだ。オンラインに間違った歌詞が載ってるのが僕大嫌いだから。どういう風に解釈してもらっても構わないけど。少なくとも本物の歌詞でやってほしい。ちゃんと意味があるものなんだから。

PF:あなたは以前作詞家としてかなり慎重でしたが、今では自信を得たように見えます。このアルバムの歌詞製作で一番誇りに思っていることは?

JV:"Calgary"は個人的に本当に成長を感じさせてくれた。型があって、繰り返しのアイディアがあって、良い韻律がある。最初のラインがとても気に入っているんだ。「僕を可愛がって眠りにつかせないでくれ」ここには恋愛の全てが含まれている。誰かを愛する事ができるけど、彼らが絶対的な愛を止めた時、本来の姿を無くしてしまう。危ない事だよね。

PF:誰かとの付き合いに慣れると、あなたはどういう風に自分を保ちますか?

JV:どれだけ誰かを大切にしようと、夜一人になった時にその人がいなくても、自分自身に満足できないといけない。それに気づく事が大事なんだ。君が孤独でエモな男の子だと難しいよね。でも出来るよ。誰もが幸せを持っていないと。もしそれがないなら、誰かと付き合う事なんて出来ないよ。お互いを松葉杖で支え合う事になる。でも、僕は思いっきり間違ってるかもしれないな。【続】

原文→Bon Iver Pitchfork Interview

Part I
Part III
Part IV



Bon Iver Interview Part I  Preface











Bon Iver


by Grayson Currin, posted June 13, 2011

初めてJustin Vernonに紹介された時、それは過去四年間にBon Iverを見た事がある人が感じる景色とある意味で似ていた。彼は何かオーディエンスの前で歌っていて−−−たぶん愛についてだろう−−−彼らは熱心に耳を傾けていた。

しかし2005年の後半、客は少なかったし、アートギャラリーでライブをしていた。現在のBon IverのフロントマンはDeYarmond Edisonとして活動していた。この四人組は数ヶ月前にウィスコンシン州のEau Clairからノースキャロライナ集のRaleighに活動の場を移動していた。DeYarmondはチャンスを掴もうとした古めかしいフォークロックのバンドだった。私は彼らの歌が好きだったが、特に音が良かった。Vernonの豊かなギターの響きと深い味わいの声がPhil Cookのセンスの良いキーボードの音色と合っていて、いまだに何か明確なメッセージを探求している大御所のバンドのように聞こえた。

Raleighでバンドとして活動する間、彼らは一番型にはまらない曲("Epoch")を書き、同じアートギャラリーで四回のショーを計画する事で音楽の可能性を広げた。私はここで初めて彼らを見た。このライブで彼らはSteve Reich(アメリカのミニマルミュージック家)風の曲と、Naked City(アヴァンギャルドジャズ)のような過激なアクセント、そして一番特筆されるあのファルセットで実験してみせた。その歌唱法が二年後、VernonをBon Iverとして有名にした。

これらのショーは今まで私が見てきたの中で記憶に残る音楽経験になったが、ライブを成功させたミュージシャンとしては、彼らはDeYarmond Edison内部での対立をかなり明確にしていた。VernonはHazeltonと言う良作だが痛々しいEPを完成させたばかりだったし、他のメンバーはさらに奇妙な領域に向かおうとしていた。あの夏でバンドは芸術的なブレークポイントに達した。数ヶ月後、ベーシストのBradley Cook(彼とは私が以前働いていたレコードストアで仕事を得た時に友達になった。)はVernon(その時彼は単核球症と肝臓の病気を患っていた)がまた違う事をしようとしていると気づいた。そしてこう思った。彼はこのバンドにピリオドを打つだろうと。

Vernonは2006年の夏にウィスコンシンに戻った。その前日の夜、彼はFairall Driveで小さいパーティーを開催した。それは彼がChristy Smith(彼のRaleighでの彼女。Emma, Forever Agoに登場する女性の一人でアルバムに参加もした)と住んだ、窓が壊れている小さい重層アパートだ。そこで彼はアルバム収録の良曲を多く書いた。「パーティー」っていうのは間違った言い方だった。どちらかというとBBQの集まりのようで、送迎というよりは断定的なものだった。Vernonは一度もRaleighを愛した事は無く、周辺の環境と状況の苦しみから今逃げ出そうとしていた。DeYamond Edisonは終わったし、Smithとの関係も終わった。一番の友達はMegafaunというバンドを組もうとしていて、彼には故郷に帰った後の計画がほとんど無いように思われた。でも何かしなければならないと分かっていた。

けれどもあの集まりは確かな安心を与えていた。その午後、the RosebudsのIvan HowardがJustinにバンドの三枚目のアルバム、Night of the Furiesを作らないかと提案した。そのレコードはJustinに目的を与え、製作が終わる頃にはウィスコンシンの父親の別荘で何をするかアイディアがまとまっていた。それがもちろん、Emma, Forever Agoを完成させる事であり、この作品によりEverett Sreetの汚い寝室で寝ていた男をスターにまで引き上げた。そして、Bon Iverはこの四年間、徐々にたくさんの熱狂的なファンの前で演奏し,
Vernonはコラボレーションの芸術的な力となった。Kanye West、Collections of Colonies of Bees、Kathleen EdwardsやNicki Minajとのリンクを繋いだのだ。

私が初めてVernonの新作Bon Iver, Bon Iverを聞いた時、すぐに彼の成長に言葉を失った。新しい楽曲の広がりと複雑な作りは今までの作品に競う事ができない。そして彼の声を聞いて安心した事にも驚いた。【他のプレスや販売業者はアルバムのタイトルをBon Iverとしているが、Vernon自身がタイトルはBon Iver, Bon Iverだと指摘している】
彼がFor Emmaを作るために逃亡したときに、彼は悲しい男だった。しかしBon Iver, Bon Iverは彼が音楽界の勇敢なアーティストの一人である事を証明し、2005年の頃には想像できなかったくらい広大なビジョンをもった作曲家であることを知らしめている。昔は誰も来ないようなアートギャラリーの角でコンサートを開いていたというのに。

私は先月サンディエゴのプールサイドにいたJustinと電話で会話した。サンディエゴで彼の父親がNational Academy of Arbitratorsの会議の司会をしているらしい。【続】

原文→Bon Iver Interview, Pitchfork

Part IIへ




Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...