2011年12月1日木曜日

Dewi Sant


The Guy Who Buys Flowers

Words by Sean Moeller, Illustration by Johnnie Cluney, Recording engineered by Mike Gentry, Translated by Teshi



























Dewi Santはみんなが話題にする人物の様に見える。彼の優しさと良心が彼の評価を先立たせて(それか後押し)しているのだ。彼が捧げる愛とロマンスの行いはしっかり人々の印象に残り、彼が天国の扉に立つ時に彼の行動はしっかり報われる。あたかも旅立ちの前にみんなの前で礼をするチャンスを彼に与えるように。そう、彼にスタンディングオベーションが捧げられるように。きっと誰もが思うことだけど。彼を振った女性達一人一人が、きっと彼と二人で築いたものを台無しにした自分達を懲らしめたいと思ってることだろう。

僕らは彼の良いところをたくさん挙げているけど、彼の書いた曲を聴いたら、「この人は絶対に人の心を砕くことが出来ないだろう」と感じるはずだ。僕らは彼が恋に破れて去っていくのを見て、悲しくなる。まるで自分達の問題の様に彼に同情する。彼の実生活の恋愛を知らずとして、僕らは彼が悪者の立場に立つなんて絶対に想像できないのだ。彼はこんな目にあうべきではなかった...にも関わらずそれは起きてしまったのだ。

彼は特に理由もなく花を良く買う人物。彼は君のためにドアをあけて、席に座る前に椅子を引いてくれる人物。彼は慈悲を求める人物。(君から)もっとソフトで、慈悲深い視線を求めている。彼は愛する人のためであれば何があってもいつでも会いに来てくれる。絶対にだ。彼は星の光の事を考えて、ただその光が美しい顔を横切って流れていくことだけを浮かべている。その光が手を取り合って真夜中に散歩する僕らをどうやって導いてくれるのだろう。"Dance Me To The End Of Love"という曲でSantはこう歌う

「燃えるようなバイオリンの響きと一緒に、君の美しさに合わせて僕を踊らせてくれないか/ダンスをしながら恐怖を乗り越えさせてくれよ/僕が安全に包まれるまで/オリーブの木の枝の様に僕を持ち上げてくれないか/家路を導く鳩になってくれ」

そして彼はこの曲のタイトルを口にする。でも君しっかり聞いていないと"Love"という言葉が"Thou"(古英語の"You")に聞こえてしまう(Dance me to the end of you)。でも、その文脈でも間違いでは無いように感じる。そうするともっとフォーマルな、シェイクスピアの色調の古英語のアピールが出てきて、それは「愛って何なの?」という謎を知る必要を反映するものになるだろう。それは相手がどうやって愛情を表現するか見つけ出すってこと。誰も見たり耳を澄ませたりしていない時、その愛情表現がどんなものなのか知るって事だ。そして同じ量の愛を受け止められる誰かを決めることだ。ミネソタ出身のSantと、彼のワルツ調のフォークソングには意気地の無さはどこにも無いし、彼はそれを変える気もない。


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セットリスト


  1. Welcome to Daytrotter
  2. Forks
  3. Untitled
  4. Lullaby

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