今回紹介するのは、大阪在住のアーティストMatt Aguiluz率いるエレクトロサイケデリックユニット、A Living Soundtrack。もともとはアメリカのニューオリンズで結成されたみたい。
最新アルバム"How To Grow A City"では、生音とエレクトロニクス、そして懐古感が漂うサイケデリアを融合したサウンドスケープを展開。ボーカルレスながらも、全ての楽曲の作曲を担当するAguiluzの柔軟性のあるアレンジメントと、バンドならではのアンサンブルから生まれるダイナミズムと緊張感が味わえます。特にチップチューンの質感がたまらない5曲目の"Video Game, The Movie"は圧巻。
バンド名(『生きたサウンドトラック』)と言い、アルバムタイトル(『街の発展方法』)と言いなかなか壮大な感じですが、エレクトロの冷たさと生音の暖かさが不思議な人間味を生み出し、本当に音楽が街を作っているような感覚を覚えます。下記プレイヤーから全曲試聴できますので是非聴いてみてください。
告知:
バンドリーダーであるMatt Aguiluzが7月29日に大阪の新町にあるAnds Cafeでライブ/展示会を決行します。
なんと8つの手持ちカセットプレイヤーのための30分の楽曲を発表するそうです。
8つのそれぞれのカセットプレイヤーからは異なった音楽が流れ出し、それを全て同時に再生。
「面白い夜になるよ。とてもユニークで、みんながあんまりできない体験をしてもらえるんじゃないかな」
■詳細
場所:Ands Cafe 3F (http://www.andsshop.com/)
日時:7月29日(日)
開場:19:00から
料金:1,000円(フリードリンク2杯つき)
公式Webサイト:
http://alivingsoundtrack.bandcamp.com/
http://alivingsoundtrack.wordpress.com/
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