2012年5月22日火曜日

Late Of Pablo



以前Private DubでMontage Populaireというイギリスはサウスハンプトンの自称ローファイ・ポップ・バンドをインタビューした。 彼らのサウンドは、フューチャリスティック・サイケデリック・ディスコティックの三拍子揃った、良質なポップソングを奏でていた。おもちゃのキーボードをペダルに通したり、身の回りにある音を何でもかんでもサンプリングしてるのは面白かったし(別に真新しいことではないけれど)、フリーで公開されたEP一枚でキャラはしっかり確率されていた。

今回紹介するのは、Montage Populaireの元メンバーWilly Sullyのサイド・プロジェクト「Late Of Pablo」。彼らは自身の音楽を「Nu Retro(ニューレトロ)」と呼んでいる。確かに、どこかで聞き覚えのあるメロディーがちらほら。ホコリを被ったようなレトロなギターとキーボードの音色に、決して荒ぶることのない優しい歌声。決して複雑さを追求しないストレートでシンプルな曲構成と、時々顔を出す実験性。レコードのチリノイズからスタートする"If Trumpets Were Swords"の音割れしたドラムビーツに、フィルターでレトロ感を増幅させたキャッチーなピアノとトランペットのリフ。なんだろうこの幸福感は!(こちらのリンクでフリーダウンロード公開されてます→http://www.strummerville.com/late-of-pablo/

とにかく下記プレイヤーで一度聴いてみて!

 
Montage PopulaireのNothing Serious EPはこちら


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