一人目は27歳のディーヴァ肌を持ち合わせたロンドンの女性シンガーJessie Ware。言葉のひとつひとつに魂を吹きこむような、ソウルフルな歌声と、リスナーを一瞬にして魅了してしまう「エロさ」が特徴。なんとSBTRKT, Sampha, JokerなどUKビートミュージックのニュー・ジェネレーションを代表するお三方とのコラボ経験あり。
Julio Bashmoreが手がけた新曲"110%"は、決して「やり過ぎ」ない最高にバランスがとれたトラック。ビートは静けさを保ち続け、Jesseの歌声も決して急に荒ぶったりせず、全編クールなテンションをキープしている。
それがまたエロい。加えて、"Feel free to touch me."とか言うんですよ(あえて訳しません)。
110%
次に紹介するのはMySpaceを介して出会ったという男女デュオAlunaGeorge.
90年代後半のR&Bを感じさせる楽曲に、Brainfeeder直系のスペーシーで先鋭的なビートが絡む。Alunaの歌声はアニメチックで、どこかCorinne Bailey Raeを感じさせるところも。
イギリスの人気テレビドラマ"SKINS”に楽曲が使われたり、BBCで『You Know You Like It』がBBCでパワープレイされたりと、評判はうなぎ登りのようで...
また、彼らのオフィシャルサイトではLana Del ReyのBorn To Dieのリミックスを含む三曲がフリーダウンロードできます。
You Know You Like It
Amy Winehouse不在の中、UKの女性シンガーたちは新たなソウルを求めて歩き出しているようです。