2011年8月6日土曜日

Anais Mitchell


Within The House Of The Higher And Lower Powers

Aug 5, 2011

Words by Sean Moeller
Illustration by Johnnie Cluney
Recording engineered by Mike Gentry
Translated by Teshi


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頭を振って頭の中の考えを取り除く事、よくあるよね。椅子に座って、目を開いて何かをじっと見つめたり、物音に耳を傾けてみたりして、心の中でこう叫ぶ。「いったい何が起こってるんだ?訳わかんないよ!まったく想像できない!」僕らはヘッドシェーカーズ。いきなりやってくる喧嘩や怒りの爆発を呼び寄せる裸の精神状態になかなか満足している。理性が巻き起こす、いろいろ複雑で面倒な事を全て理解するためのキャパシティは、結局そこに捕まるハンドルがあるんじゃないかと変わっていく信念と調和している。それはまるで、ボウルのなかに卵を割りいれて、殻がスライム状の白身に落ちていく時のようだ。君はぐにゃぐにゃの白身の中に指を突っ込んで、殻をボウルのそこに押し当てるように外までスライドさせる。でも白身と落ちた殻は協力して逃げようとする。まるで磁力のように、殻は君の指からビビって離れていく。捕まえるのに永遠の時間がかかるようだ。僕らがこの頭を集中させた調理時間を1000倍使うと、もしかしたら大きい問題の中の小さいポイントを少しずつ理解できるようになっていくかもしれない。

Anais Mitchellは不思議なフォークミュージックをつかって、うまく問題を提起していく。落ちた殻を自信を持って拾い上げる指の気持ちになって、僕らの頬をぶって「あんたたちじゃ殻をつかまえられないわ」と思わせる。ずっと頭を悩ませている哲学の奥底にある秘密を理解する事は出来ないんだって思わせる。彼女は「あんたに理解できると思ってるの?/剣を持たなければいけない彼の気持ちが/それであんた何様のつもりなの?/あんたを作った彼に対してあんなこと言うなんて」と、哲学の終着を求めて、毎日神にいけにえを捧げることについて歌ったあとにこう歌いだす。でもそこには絶望もある。僕らが人生は一日ずつくたくたになって死に近づくことだと、合理化しようとするから。彼女はもっと、理解を越えるアイディアの強力な力と、微々たる力で哲学しようとする。彼女は「全てはカオス理論の一群に帰属し、笑い声が幸せから生まれるのか、その反対なのか見分ける術は無い」という自由落下な考えを楽しんでいるようだ。上か下か...全ては関連している。一緒に過ごす仲間や、一緒に家やベッドを共有する人達で変わってくるんだと。彼女は"Comin' Down"でこう歌う。「私が求める幸せがどこにあるのか知っている/あの青い地平線を越えた遠くにあるのよ」彼女はまるで桃源郷がどこにあるのか知っているようだ。いや、天国かも。見えるか見えないかわからないけれど、まだ探し続けている。
Ananis Mitchell Official Site

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セットリスト
  1. Welcome To Daytrotter
  2. Untitled(未発表)
  3. Comin' Down(未発表)
  4. O My Star(Country収録)
  5. Why We Build The Wall(Hadestown 収録)

気ままに訳詞2














CLOUDBUSTING
             


まだオルゴンを信じている

僕は泣きながら夢から醒めて、
あなたは雨を作って、
眠りとあなたが僕から去っていくとき
手は届きそうなのに


あなたは闇の中で光る
ヨーヨーみたいだ
とても特別、
とても危険で
だから埋めてしまった
忘れるために


でも雨が降るたびに
あなたが頭によぎる
まるで太陽が昇るように
ああ 何か良いことが起こる気がするよ!
いつかかはわからない、
でも口にするだけで、良いことが起こる気がしてるんだ!


世界の頂上から、
世界の果てを見渡して、
あいつらがやってくるのが見えた
大きくて黒い車の中で、
あなたはとても小さく見えた
権力者の脅威と思われていたのに


庭のどこかに
僕はヨーヨーを隠した
でも政治の力から
あなたを隠す事はできない
ああ 父さん
僕は忘れないよ


だっていつも雨が降るとき
あなたが頭によぎるんだ
まるで太陽が出てくるように
ああ なにか良いことが起こる気がするよ!
いつかはわからない
でも口にするだけで、良いことが起こる気がしてるんだ!


あなたと僕のことだよ、父さん


だっていつも雨が降るとき
あなたが頭によぎるんだ
まるで太陽が出てくるように
ああ なにか良いことが起こる気がするよ!
いつかはわからない
でも口にするだけで、良いことが起こる気がしてるんだ!


口にするだけで、良いことが起こる気がしてるんだ!


今から雲を集めに行くよ、父さん


見て、あなたの息子が出てくる
あなたの息子が外から出てくるよ



Kate Bushはよく映画とか本とかを基に作曲、作詞をします。

まずクラウドバスターについて簡単に説明します。
クラウドバスター(雲操作機)はオーストリアの精神分析医Wilhelm Reichによって
デザインされ、疑似科学(エセ科学)のオルゴン理論によって任意的に雨をコントロール研究を
していました

オルゴン理論とは彼によって提唱された自然界に充満するエネルギーのことで、短く言うと性欲エネルギーのことです。このパワーを集めて空に放射する事で、雲を取り除く事が出来ると信じていました。病気治療にも有効とされていました。

彼の息子ピーターが、父親について自伝”A Book Of Dreams"を73年に発表。Kateはこの本からインスピレーションを得たと言われています。

Wilhelmの研究していた、オルゴン理論を用いた癌治療機、オルゴンボックスの販売ががん治療機不法販売とされ、裁判にかけられます。結果、オルゴンボックスの販売は禁止、著書も出版の差し止めを命じられ、本も燃やされたと言われています。

彼はそれに従わず、投獄。刑務所にて心臓発作で60歳の若さで死亡しました。

ピーターは刑務所に何回か訪れました。Wilhelmは「泣くんだ。泣くのが一番の柔軟材だから」と言っていたそう。

全てウィキの情報から抜粋していますので、詳しくは彼の著書をよんでね;)
Wilhelm Reich

ちなみにビデオのパパ役はドナルド・サザーランド。24の御方の実の父親です。





The Hounds of Love (+6 Bonus Track)


2011年8月5日金曜日

Company Of Thieves


Snakes, Beasts And The Thieves

Aug 4, 2011

Words by Sean Moeller
Illustration by Johnnie Cluney
Recording engineered by Mike Gentry
Translated by Teshi

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Genevieve Schatzの中では葛藤が爆発している。シカゴのCompany of Thievesのリードシンガーの彼女の顔は怒りに燃え、苛立ちに腕を振り上げている。きっと「もういいかげんにしてよ!」というポイントまで達しているのだろう。息をハァハァさせて、顔が真っ赤になるくらい腹が立つことや不快な状況が彼女にやってくる。予期せずやってくる痛みに彼女の胸は打ち付けられる。しかし、数秒後に彼女の頭はスッキリし、すぐそこに座って精神を落ち着かせる。そして自分が立たされた苦境に冷静に、そして哲学的に対処している。冷静だといっても、彼女は目を細くして、ちらちら辺りを見渡し、次の攻撃に備えているのだけれど。何かが彼女を襲おうと待ち構えていることを知っているのだ。あらゆる困難も彼女を負かすことなど出来ない。君もきっとそう思うだろう。

これが彼女が"Gorgeous/Grotesque"で見せるキャラクターで、この曲は最新作"Running From A Gamble"に収録されている。Grace Potter and the Nocturnalsのレコードのブルージーな興奮をミックスしたような作品だ。しかし、彼らはあらゆるところに汚い蛇の毒を巻き散らし、まるでThe Doorsが夜、ロスアンジェラスのWhiskey A Go Go※で演奏していたバンド初期の頃にワープしてしまったかのような感覚を得る。SchatzとギタリストのMarc Walloch,ドラマーのChris Faller、ベーシストのMarcin Sulewskiとオルガン奏者のEthan Bernstenの音楽へのアプローチは危険を伴う。威嚇的で、情熱的だ。これが数え切れない厄介事やどうすることも出来ない人々に対する彼らなりの勇気ある回答なのだろう。僕らはいつだって他の人や数ある出来事に対して可哀想だと情けをかけている。だから気にしないようにしている。争いごとをさけて過ごそうとする。蛇や獣達の巣窟から出て行ける所まで行ってみる。Schatzは土で汚れた重い翼を羽ばたかせるストリートに住む鳥について歌う。いや、もしかしたら色んな物を避けて、歩道に集う鳥のまわりをうろちょろしている人々の事を歌っているのかもしれない。彼らは汚くて疲れ果てて、パンの屑や骨を捜している。

Company of Thieves Official Site

※ウィスキー・ア・ゴーゴーはカリフォルニア州ウェストサイドにある、アメリカ初の本格的なディスコクラブと言われている。ドアーズの他、フランク・ザッパやXTC、オアシスまでが公演を行った伝説的なクラブ。

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セットリスト
  1. Welcome to Daytrotter
  2. Nothing's In The Flowers(Running From a Gamble収録)
  3. Queen of Hearts(Running From a Gamble収録)
  4. Death Of Communication(Running From a Gamble収録)
  5. Gorgeous/Grotesque(Running From a Gamble収録)

2011年8月4日木曜日

Shenandoah Davis


Renderings Of Bygones

Aug 3, 2011

Words by Sean Moeller
Illustration by Johnnie Cluney
Recording engineered by Patrick Stolley
Translated by Teshi


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Shenandoah Davisがこのセッションを終えた後にしたかった、たった一つの事...それはボウリングのレーンを探し出すことだった。まだ日も出ていて、ちょうど正午を回ったくらいだった。そんな時間に誰もボーリング場になんかいないのに、彼女はピンを倒すことを切望していた。ワシントン州のシアトルから来たソングライターがそんなことを考えるなんて誰が思っただろう。彼女のアンティーク調の音楽を聴いたら絶対そんなイメージを持たないはずだ。君は"Separate Houses"や"We; Camera"を聞いて、彼女の事を必ず芸達者なアーティストだと思うだろう※。農場一個分をかけてもいい。彼女は気まぐれでショーをキャンセルしてしまったり、農場や健康嗜好のフードストアに行ってヴィーガン(厳格なベジタリアン)用の食べ物を買いに行くようなタイプだ。彼らの音楽を聞いて考える事にしては、簡単で使い古されたイメージかもしれない。でも、そういうイメージは心の中にどうしても浮かんでくるのだ。ここから川を越えたところにとても感じの良い植物園がある。彼女はこういう所に行きたいんだろうなって思ってたんだけど、違った。彼女はボーリングに行きたかったのだ。実際そう言っていたし。このセッションの後、コーヒーハウス(クラブみたいな所)にいって、何千倍もコーヒーを飲み、次の街へ駆け出すために眠れない夜を過ごそうとしていた。

彼女の代名詞はオールドタイムな音作り。黄ばんだ本の中、閉まっておいたノートブック、あるいは白黒映画のなかで語られるようなストーリーを僕らに教えてくれる。聞いていると、彼女は大昔に撮られたサイレント映画のストーリーに音をつけたかのように思えてくる。銀行強盗やおてんばなおばあさんやクライマックスに向かうヒーローを字幕で追うより、豊かな物語を聴くことが出来る。昔々の生活や、字幕の中では居場所が得られなかったような数々の出来事。昔のミュージックボックスが今の時代に蘇ったかのようだ。彼女は死人の忘れ去られた物語を僕達に聞かせてくれるが、彼らが本当に死んでしまったのか、実際存在していたのか証拠はどこにもない。ただのオペラティック(劇的)な瞬間として捉えよう。僕らが秘密にしていた素敵な物をうっかりばらしてしまったとき、思っていたより自分達がいい声している事に気づいたとき、もしかしたら何か素敵な物を追って生きているだけなのかもしれないと思ったとき、そういう劇的な瞬間。まぁ、この繊細な歌手Davisはただボーリングをしたかっただけかもしれない。でも彼女は僕らに木々や花々、もっと色んなものに耳を傾けさせてくれるのだ。
Shenandoah Davis Official Site

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セットリスト
  1. Welcome to Daytrotter
  2. Separate Houses(The Company We Keep収録)
  3. We; Camera(We; Camera収録)
  4. Oh Way Oh(The Company We Keep収録)
  5. Proof(The Company We Keep収録)
  6. Oh Captain(The Company We Keep収録)



Portugal. The Man


Buzz From The Levitation Machine

Sep 10, 2010

Words by Sean Moeller
Illustration by Johnnie Cluney
Sound engineering by Patrick Stolley
Translated by nao_ko_



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ポルトガル・ザ・マンは、2,3年前に大分クソに付き合わされたに違いない。そして今もなおポートランドの友人たちと飲みに出る晩にはまだそういうこともあるだろう。彼ら4人はアラスカのワシラという街でロックンロールバンドとして活動を開始した。そこは2008年のアメリカ大統領選挙の際、元スポーツアナウンサーでムース撃ちの政治家、今となっては最北油持ち州の知事、Sarah Palinが、そうなる前に市長をしていた街、として有名になった。「私の庭からはロシアが見えるわ」の発言もあったマーヴェリックな彼女についてのくだらない質問・・例えば、「セレモニーでリボンカットすんの見たことないの?」や「坊やなんぞうまいこと喰っちゃうんでしょ?ホット。」だの・・に彼らがどれだけ答えてきたことか。はたまた、ポルトガル・ザ・マンの曲に見えるその込み入ったものが、普段から全身全霊吸収モードでない輩には関係のないところから来ていることを考えると、メンバーは質問に答える代わりに空虚な視線を送るだけだったかもしれない。スイッチを押せば同じ結果が出るような単純な音ではない。彼らの音はもっとハイな(高い)理論で考察され、生存の終わりのテストと、幻覚を見るフェーズと月の丘を結ぶ包括的かつ鳴いているエーテルの狭間に住む音だ。リードシンガーのJohn Gourleyの声は60年代や70年代にカリフォルニア州ハリウッドのローレルキャニオンの丘丘や森の中のキャンプから聞こえてくるようなアース・トーンで、ややガレージロック、Jack Whiteのように口すぼめ呼吸、節の終わりをひねる歌い方だ。それは審議に太陽が掻い込むような、浮上マシーンの席につき自分の肺にピュアな酸素を送り込まれているような、普段なら得ることの出来ないバズ(高揚感)をもたらす音楽だ。Magnum P.I.の追いかけっこシーンのようにも感じられる、原始的ワウワウサウンド。しかし何よりもそれは、我々がクラクラになれる要素がある何かのような、胸への直ヒットなのに、自分たちでは何の苦労もしていない、そういう音だ。それを我々が求めているとしても、いなかったとしても。
Portugal.The Man Official Site

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セットリスト
  1. Welcome to Daytrotter
  2. People Say(The Satanic Satanist収録)
  3. The Sun(The Satanic Satanist収録)
  4. Do You(The Satanic Satanist収録)
  5. Everyone Is Golden(The Satanic Satanist収録)
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