2012年8月14日火曜日

Bjorkが留置中のロシアのパンクグループPussy RiotにDeclare Independenceを捧げる


今週末Bjorkがフィンランドはヘルシンキのライブで、拘置中のロシアのフェミニスト・パンクグループPussy Riotに『Declare Independence』を捧げました。

Pussy Riot(の中の三人)は何故拘置されているのか。

Pussy Riotは20名以上の女性からなるフェミニスト・パンクグループで今年の2/21日にモスクワの大聖堂(救世主ハリストス大聖堂)で行った政治的なパフォーマンス--いずれもカラフルで女性らしい衣装をみにまとい、「パンク・プレイヤー!聖母マリア!マザー・オブ・ゴッド!フェミニストになれ!」と拳を宙につきあげる---によって三月から投獄されています。

「宗教への嫌悪によって動機付けられたフーリガン行為だ」との理由で告発されていますが、グループの弁護士は「キリスト教生教徒(Orthodox Christian)」への攻撃を意図していて、教会へのダメージや暴力行為、脅迫を誘発してはいない」とクレームしています。このままだと3年間の懲役が宣告されてしまいます。

さてBjorkですが、もともとPussy Riotをステージ場に招いて2008年に発売されたBjork史上最も政治的なアルバム『Volta』収録のDeclare Independenceのパフォーマンスをする予定だったそうです。

彼女はPussy Riotの投獄について自身のwebページに以下のようにコメント:

「母親として、ミュージシャンとして言いたい。彼女達が平和的なパフォーマンスによって投獄されることは、猛烈に反対です----私の意見では、ロシアの権力者達は彼女達を自由にするべきです。家族や子供達のところへ戻らせてあげて。」

パフォーマンスの後に彼女はこのようにコメントしました:

「Pussy Riotをステージに招待していたけど、ビザを取得出来なかったみたいなので代わりにこの曲を彼女達に捧げました!裁判の結果は今週末!言論の自由に幸あれ!」




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